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【メタルトップ】と【スーパーメタルトップ】の特徴について。

【2.とにかくしなやか】については、上の写真でもお分かりかと思いますが、超急テーパーを表現できます。初めて極鋭197にテンヤをぶら下げてみると、その限りなく9:1調子に近い8:2調子で、そして急に曲がると言った類をみない穂先に驚いた事を覚えています。

形状記憶の金属穂先は今までのグラスやカーボンとは一線を画す性質を持ち、魚に違和感を感じさせにくくフッキングまでの時間を作ってくれます。

 

【3強度が高い】については、一目瞭然。電動リールで誤ってテンヤを巻き込んでも折れにくかったりします。今までの竿では確実に折れていた破損もメタルトップでは金属疲労を起こす程度のトラブルで済む事も多い。ただ、あまりに強度が高い為に、付属するガイドが悲鳴を上げて破損したりするぐらいです。今までのカーボンの穂先などでは考えられない出来事です。

ただ、人間とは不思議な物で強度が上がると雑に扱ったりして、破損したりします。恥ずかしながら私も他人のテンヤをマツッタまま巻き込んだ経験が何度か有ります。これをするとメタルトップと言えど、金属疲労を起こし癖が付きます。

今ではメタルトップは様々な竿に採用され、完全にダイワのロッドの主力商品ですね。

また、今後も技術革新をして様々な材質のロッドが販売されると思いますが、今から考えるとワクワクが止まりません。

そして、もっともっと簡単に釣れるロッドを開発して欲しい!!と願いますww。

ちなみに、今年発売されたNEWリーディングシリーズ、そして極鋭タチウオテンヤSP EXに採用されているエアセンサースリムトリガーは本当に握りやすくバージョンアップされています。

どうしても、皆さん極鋭タチウオSPやEXに目が行きがちですが、リーディングシリーズもMT搭載、AGSガイド等搭載で、操作性も高くそして汎用性も高く実は相当おススメです。

最近、釣場でお声を掛けて頂く中で「どのロッドを買ったらよいか分からなくて・・・」とお聞きする事が多いのですが、私的には人それぞれ好みが有るので「コレ」と言う確定がなかなか出来ません。釣り方をお聞きしながらや現在使用のタックルと比較しながらになりますが、一番良いのは実際使用してみる事です。

知り合いが使っていたりする場合は、数分でもお借りしてみると自ずと答えは見えてくると思います。また、私はいつも上の3本は常備していますので、お声を掛けて頂ければ試用してご購入の参考になればと思います。私は以前毎週のようにロッドをローラー作戦のように購入しており、クレジットカードの支払いが凄い時期が有りました。あんな無駄な事は出来ればしない方が良いと思いますww.

是非、自分自身の釣りに合ったタックルを見つけて快釣出来るよう願っています。

そして、私もそろそろTKBのセミファイナルモードへ。

普段はPEラインは1.5号を使用していますが、TKBのセミファイナルからは2号指定が入っていますので、練習も兼ねて交換です。やはりレギュレーションは確実に守る為に有ります。そしてたった0.5号の違いですが、感覚の差は歴然と出ますので私も少し体を慣らす事が必要。

昨年のファイナルで一度だけ使用した、ダイワメガセンサー12ブレイド 2号です。ファイナルが終わって直ぐに1.5号に戻したので、まだ十分使用できますのでセミファイナルまで数回使用してセミファイナル用に新しい物に交換、そしてまたセミファイナルが終わり次第この12ブレイドをスプールに巻いて練習で使用しますww。

私、実は本当にPEラインはまき直しが頻繁です。古くなったりすれば逆巻きしたりと・・・。それだけラインについては重要視しています。

皆さん、ラインはどれでも良い!安いのを適当に・・・とご使用の方も多いかと思いますが、peラインでも製品によって感度など随分違いますので、是非色々な物をご使用するのをおススメします。

テンヤタチウオと言う釣りの性格上(高切れが多い)、超高価なラインも確かに良いですが、それなりの値段で感度の良いラインを交換頻度を高める方をおススメ致します。

またラインについては今後、色々ご紹介したいと思います。

ではでは、GOOD FISHING!

 

山口 武久 投稿者の記事一覧

大阪湾のテンヤタチウオをこよなく愛し、即掛けスタイルを得意とする超マニアックタチウオハンター。大阪湾タチウオKINGバトル2014決勝大会3位入賞、2013年度、2015年度、2017年度、2018年度ファイナリスト。2018タチウオ甲子園(数部門)準優勝

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