キングバトルも終わり、タチウオ釣りから少し離れよう・・・と決めたのに、ついつい足が・・・山口です(´;ω;`)
本日、12月20日 泉佐野漁港のブルーマックスさんより出船。
そして、本日は月齢でいう所の1、中潮。まだまた潮的には大きな潮で濁りが気になる気になる。結果的には濁りは大した事は無かったのですが・・・・。
6:30 神戸沖 73mでスタート。辺りはまだまだ暗い・・・・。もちろん、こんな時は底なんて触る事もなく水深50mより上の棚を探す。40・・30・・20と。私的な経験では暗いうちは連発するようなアタリは少ない。恐らく、タチウオが一か所に固まる事無く広いエリアで回遊しているように思います。そして明るくなるに連れ、神戸沖などのすり鉢状に掘れた穴のような場所に密集してくる。船タチはそこを一網打尽にしているように思います。
船長と話すと、先週より4度近く水温低下してる・・・約8度しかない・・・・。水温の4度低下は正直、キョーレツに厳しいです。聞いた瞬間、「ヤバイ、これは本当にヤバい・・・」嫌な予感が・・・。先日の住吉さんの大凶のせいか(笑)。
そして、直ぐにもう一度神戸沖の73mラインへ戻る・・・・。潮当たり的には、二枚潮も全くなく素直な潮。風も微風。釣れてもおかしくないのに・・・と思っていると、底から20m以上の上で、竿先に小さく何かが当たる。微速巻きを入れると追ってきているような重みを感じたので、迷わずフッキング。開始1.5時間ぐらい経ったでしょうか・・・・。やっとボウズは逃れました。
魚釣りにおいては全般的に急激な水温低下は、魚の活性を下げる傾向があります。また本日は潮も大きな事を考えると、いつもの誘いが厳しいのは当然、そして今日は速引きのstop&goなどは、全く当たらず・・・・。リアクションもキビしい様子。
私的には、こういう時のマイブーム ジャーク&スロー。キングバトルファイナルの前半戦の良いイメージが今も頭から離れません。やっぱり当たります。それも頻繁に・・・。
こういう時の極鋭のアドバンテージは恐らく相当大きいと思われます。しかし、絶えず巻き続けながら誘うので、当たるとパチンっと弾いてしまうような事も起きたりします。最近私も少しタックルをもう一種類ぐらいは状況に合わせて変えないか?と思う事も多いです。
特に柔らかい誘いをしたい時に、ここまで張りの有る竿と、粘る系の竿ではアクションに大きな違いが出るはず。でも普段の乗合の場合、船のスペースの問題や受付の待合時などに不都合が起きる事も多く、難しいのです。来年に向けての課題でも有ります。最近、本当に多種多様なテンヤタチウオの誘いや掛け方によるタックルバランスの重要性みたいな物を考えるようになりました。ただ選択肢が無駄に増えると、選択時のタイミングなどの他の不安要素も加わるので副作用も出たりします。
今日は本当に激しい誘いへのアタリは薄い。ふぁ〜ふぁ〜と誘うと、その誘い後のステイに入る前に『コツン』と当たって来たりと難しい。結局微速巻きをメインとした「ジャーク&スロー」のスロー長めの設定です。
棚は、やはり底付近では無く随分上の棚です。
横に座る、今年のファイナリストの方は、少し長めの粘りの少しありそうな竿でコンスタントに釣ってる様子・・・。色々とテンヤにも工夫があり研究している様子です。
10時頃からは、アタリは少ないものの棚は底付近に変化する。時折、食い上げ当たりも出たりとアタリが少し多くなる時間も・・・。
今日は私は、ほぼハヤブサのオールケイムラ夜光ゴールドアイで通しました。このテンヤの実力が発揮できる時期になって来たな~と思うと同時に、真冬到来の釣り人に取ってはツライ季節になって行きますね 滝汗。
時合いらしい時合いもないが、ポツポツポツ釣れて、いつも間にかツ抜け。今日の目標はツ抜けだったので、思ったよりは良い釣果。しかし、私の苦手な釣りをしなくてはアタリも出ない為、逆に自分に「ええ練習になる」と言い聞かせながの釣り。来年向けて、この手の釣りも何とか自分の釣りの中に取り入れないと結局ムラの多い釣りになるので、それは避けたい。でも本当に苦手なので、悩む所です。