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GO太的 厳寒期のタチウオの難しさと面白さ!

どうも、どうしても外せない案件のせいで 横浜フィッシングショーへ参加できず、ふて腐れている西村GO太です・・・w

あ、大阪フィッシングショーは2/4(日)に参上しますので、ダイワブースへぜひお越し下さい! ちなみに郷原テスターとダイワブース ミニステージで13:30~14:00にトークショーをやらせていただきます! プレゼント企画もありますので、ぜひ冷やかしに来てくださいね!!

さて、宣伝はこれくらいにして・・・w

1/16(火)に釣場速報さんのロケに行ってきました! 当日は同じくタチウオマニアブログメンバーの山口さんともご一緒させていただきましたよ!

実釣内容はテンヤタチウオ&鬼アジ&タイラバで、詳しい当日の内容はこちらをぜひご覧ください!

 【当日の内容はこちらをクリック!】

さて、こちらタチウオマニア、タチウオ好きのためのブログということで、当日のタチウオ実釣パートで感じたこといくつか書こうと思います。

当日はリレー船ということもあり都合でそれほど実釣時間はとれず、テンヤに関しては実質2時間ほどの実釣となりました。はじめに入った水深110mほどのポイントは潮が3ノットと早く、やむなく水深65mほどのポイントで釣りスタートです。

年明けから大阪湾では濁り潮の影響か厳しい釣果が続いています。当日も育信丸 船長様の話では厳しい模様は替わっていないとのこと、実際潮色は濁りも強く良くありません 泣

実際、先に竿を出しているメンバーからは笑顔ながらも「アタリが出ない」との声が聞こえますw

さて、どうしようかと考えながら流し替えとなりました。

私はシーズンを通して「スロー&ジャーク釣法」という、アグレッシブな釣りを身上としています! もちろん厳寒期でもタチウオにやる気があれば盛期のそれと方法は変えません。とはいえ、さすがに当日はこの低活性、スロー&ジャークも工夫が必要となります。

具体的な工夫の方法としては

①軟らかいロッドを選択する

通常は 極鋭タチウオ テンヤSP170

→今回は リーディング82 MH-185MT

結果的に全体的にソフトな誘いを演出し、またテンヤも安定しタチウオに違和感を与えない

②ジャークをソフトにする

シャクリの強さやスピードを抑える、1/4ピッチジャークに変える(またはハンドルを巻かない)

結果的に移動距離を抑えて、見せて焦らせる

③ジャークの頻度を下げる

通常は5秒程度に1回ジャークする

→今回は10~20秒に1回ジャークする

④スローをさらにスローにする

通常は電動巻きスピード「3」でスロー巻き

→今回は電動巻きスピード「1」で超絶デッドスロー巻き

⑤フッキングのタイミングを遅らせる(より精度を上げる)

通常は掛かるかも?で合わせる

→今回は掛かると判断してから合わせる

 

以上①~④が挙げられます。

要は、全体的にソフト系のアクションにしたい狙いですね。また、全体的にタチウオに寄せる形の釣りを展開します。イメージ伝わりますかね?

ただ、完全に電動巻きをやめる=テンヤをストップさせる釣り方は選択しません!

これは、アタリの出方に差が出ると感じている、少しずつでもタナを探りたい、などが理由として挙がられます。

さて、準備も終わり、2流し目から私も竿を出しました。

先日の山口さんのブログでもあったように、このタイミングでは底狙いは厳しいと判断し、底から10~25m(65mの水深で55~40m)を重点的に探っていきます。

船中まだ誰もサワリがない中、同船者と話しながら釣りをしているとリーディングのメタル穂先に違和感を感じました。穂先もほぼ動かないような、ほんとうに小さな違和感です・・・

穂先に集中、違和感を確信しアワセを入れると小さいながらもしっかりとフッキングすることができました!

まずは船中1匹目に、タチウオの生息確認ができてみんなで安心したのが本音ですw

上記のとおり「話しながら・・・」という若干間抜けなアタリの出方に、やはりロングスロー巻きが有効だと判断しました! ジャークやスロー巻きに「ソフト」というエッセンスを加えて、その後もタチウオを狙っていきます。

次の1匹は110cmオーバーの大物でした! 同様にロングスロー巻きで攻略です。ジャークもいつもの半分くらいの力を意識してソフトに、その後15秒ほど「1」で電動スロー巻きした後のモタレアタリでフッキングです!

しかも…まさか同タイミングで郷原テスターもドラゴンゲット!!! 詳細は秘密ですが、これもある種スローな誘いでゲットですw

その後2匹小型を釣りましたが、まさに同様のパターンでした。(山口さんが当たったタナをすぐ聞き、そのタナからタチウオを盗んだことは秘密です)

決して自身も胸を張れる釣果ではありませんが、他のメンバーが極貧果だったことを考えると、この釣り方に改めて自信を持つことができました!

厳寒期のテンヤタチウオは難しさがあり、盛期よりさらにタチウオへのアプローチの精度が必要となります。そういう意味では本当の意味での答え合わせができる時期なのかもしれないと感じた1日となりました!

自身の釣りは来年も間違いなく「ジャーク&スロー釣法」がベースになります。ただ一年を通してジャーク&スロー釣法をやりきったからこそ見えてきた次の展開もあります!(これはまた、別の機会に!)

今シーズンが続いていながら、すでに来シーズンへの期待を隠せない気持ちになってきましたw

ぜひ皆様もスパルタタチウオ先生の厳しいテストを受けに フィールドに行ってくださいね!