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タックルメンテナンス『オーバーホール(OH)のすゝめ』

最近、家族中が病院通い・・・・今、結構というか随分精神的にも肉体的にもかなり大変な山口ですww。

テンヤタチウオもやっと一段落。少しの休養中、普段なら鳴門に鯛釣りに行くところですが、只今しばし充電中です。

週末はもっぱらタックルを眺め、ウットリしていますww。そして私がこの時期におススメする事。それはタックルメンテナンス。私の釣り理論「釣りは道具でするもんや」ですが・・・やはり道具に頼るからには普段からキッチリメンテナンスしておかないと、ここぞ!という所で故障なんて淋しすぎますからね。

いつも愛用している、ダイワ シーボーグ200Jです。今シーズンから使い始めましたが40回ぐらい使用しました。毎回帰宅して水洗い、そしてオイルとグリスアップは欠かしません。先日、ドラグの不調が有ったので、ついでにOH(オーバーホール)もお願いしました。そして、モーターも大事を取って交換して頂きました。もちろん30回や40回でシーボーグの頑丈なモーターは壊れません。でも、モーターなどは急に壊れるのではなく、実は少しずつ音が変化していたりするのですが、使用してると少しずつ変化するので気付かないのです。私は性格的に超心配性なので特に早めにすべてを交換しますww。

そして、ある時に負荷がかかって最後の引き金を引きます。実は壊れる前兆は随分前から出てたりします。

また、このテンヤタチウオ・・・リールに他の釣りとは比べ物にならないぐらいに負担が掛るのです。ある釣り具屋さんの店員さんの話では、「電動リールはよく壊れる」と言うお客さんは、ほとんどの場合このテンヤタチウオで使用している方ばかりらしい。

実際に誘いもキツク、またフッキングは更にキツイ、そして掛けた後のやり取りなど気にせず強引に巻き上げる・・・・こんな釣りは他には無いのですww。そして一日の仕掛けの上げ下ろしも50回~100回ですよね??

釣り具も日進月歩で技術進歩をして、ベアリングも塩噛みなどしにくくなっており、以前より随分剛性もアップモーターの寿命もアップしているにも関わらず正直壊れる時も有ります。

ですので、私はoffシーズンには毎年OHに出します。安くても5000円~7000円。高いときには2万円も超える時も有りますが、そこは我慢の子になります 滝汗。でも一番困るのはシーズン中の不意の故障。1ヵ月ぐらい返却されず困り果てるのは絶対避けたいですね。考え方次第ですが、私は竿もリールも半消耗品と考えています。ですので、寿命を延ばしたいなら壊れてから直すのではなく、予防措置をして時折自らOHの時に指定して部品交換をお願いします。

ちなみに鯛ラバ等で使用する手動の両軸リールなどはOH毎にメインギアとピニオンギアはいつも交換してもらってます。

ですので、出費を最小限に抑える為にも、普段からのメンテナンスは特に重要です。

ダイワ純正のグリスとオイルです。レベルワインダなどのギアにはグリスを・・・。そしてベアリングやちょっとした可動部分にはオイルを塗ります。間違っても5〇6などは使用しない方が良いですよ。昔は何でも5〇6など言ってましたが、今は厳禁です。湿布後も長く使用しようと思うなら、指定のオイルを使うのが得策です。

是非皆様も7月の来シーズンを迎える前に今のうちにリールのOHを依頼する事をおススメします。転ばぬ先の杖と言った所でしょうかww。

そのおかげか、こんなに釣行回数を稼ぐのに私は実はシーズン中にタックルトラブルにほぼ見舞われることは有りません。まぁ、船の天井にロッドを当てて折れる事は度々有りますけどねっwww。

私の釣り理論「釣りは道具でするもんや」。これはメンテナンスという行為も含まれます。

そうそう忘れていました。電動リールのトラブルの一番多いのはケーブルの断線らしいです。ほとんどの電気関係のトラブルはこれか船電源のトラブルが多いみたいです。

ただ、私は・・・・ケーブルは・・・毎シーズン無条件に交換しますのでその手のトラブルは皆無ですww。ちなみに心配性の私は今シーズンは最初に1本。そしてキングバトルのファイナルの時にも新しいモノに交換しましたwww。ちなみに既に来シーズン用の新しいケーブルも購入してありますww。自分でもこの心配症には呆れますww。フィッシングエイトの全品10パーセントOFFの時にラインとケーブルは大人買いですww。

私の使用する電源ケーブルは、ダイワ スーパーエアコードという商品で、なんと125グラムしか有りません。見た目も普通のケーブルの半分ぐらいの太さです。当然被覆が薄いと思われ、使用するには軽くて短く抜群。でも、耐久性はさすがにノーマルのものと一緒とはいかないと勝手に想像しており、度々買い替えています。でもこのケーブルを使うだけで、フッキングは変わりますよ・・・間違いなく。

私がテンヤタチウオを始めて約2,3年電動リールを使用しなかった理由はこのケーブルの煩わしさからフッキンング率が低下するという理由からでした。今もその理論は変わっていませんが、オプションのパーツを使う事により少しは改善されますので気になる方は是非ご活用下さいませ。

 

次にロッド・・・・。

私の超大好きな ダイワ 極鋭タチウオテンヤSP197AGSです。本当にこの竿は私のテンヤタチウオの全てと言っても過言では有りません。

この竿の性能はもう今回は語りません・・・ww。いつもご覧になって下さってる方はよくご存じだと思いますので。

今回は、この竿のマニアックな楽しみ方を・・・・・・

私のこの極鋭の一番好きな場所・・・・それは・・・・

ハイ、このAGSガイドです。AGSガイドとはエアガイドシステムの略です。カーボンで出来たガイドの足なんですよ。普通はステンレスフレームやチタンフレームなどが主流ですがダイワの上位機種の真骨頂はこのAGSガイド。

私は約5年ほど前に初めて出会いました。確かリーディングシリーズの限定バージョンのような竿に搭載されたモデルを覚えています。その中でも私の好きなAGSガイドはこの一番手前の足の長いAGSガイドです。超カッコいい!!

その上・・・・・

この部分に『AGS』と刻印されています。この刻印が超カッコいいのです。見ているとウットリします。夏に綺麗な女性の浴衣から見えるうなじを見るような感覚なんですよっww。本当にこんな細部にまで拘りを持つダイワさんのデザイン力には脱帽です。

でも最近どうやら老眼の初期のようで・・・このAGSっていう文字が見ずらくて・・・・滝汗。

でも、先日このタチウオマニアでもモザイク入りで情報が出た・・・あの竿・・・超楽しみです。もちろんAGSガイドも搭載なのではないでしょうか????ああ~~早く見たい!!

3月に発売になったリーディングシリーズのAGSガイドも本当に小さく軽量になっており、明らかに変化を遂げています。実はこのAGSガイドは従来のステンレスフレームなどより剛性が高く、その理由により振動が伝わりやすく感度アップに繋がっているようです。当然体積が小さくなればなるほど振動は吸収されにくく、その結果感度アップに繋がると思われます。なによりカーボンの模様が太陽の光でキラキラと変化して本当にシブすぎ!!もちろんカーボンなので錆びません。

ちなみにダイワさんは、ガイドのフレームだけでなくリングにも最近は色々と変更が加えられています。今まではSICリングが主流でしたが、最近は違う素材を使い薄くなり軽量化が図られたり感度アップに繋がってたりと・・・・あ~どうなるんやろ・・・。楽しみ過ぎる・・・。ちなみにSICリングとはシリコン製のリングで、ラインが擦れた時に熱の発散などが早く、長らく一般的に使われてきたガイドのリングです。

今回はこの辺りで・・・勘弁してくださいませ。考えたら寝られへん・・・ww。

 

私・・・本当に道具が好き過ぎて・・・困ってますww。