皆様ご無沙汰をしております。ハヤブサスタッフ菊池です。
まずは今日、朝方の関西方面での地震。もの凄く揺れました。余震にも気をつけてください。多くの被害も出ているようです。小さい頃の阪神淡路大震災を思い出しました。心配です。
こんな時に失礼ではございますが、お許しくださいませ。
今シーズン、船タチウオテンヤ開幕前に皆様へご報告がございます。今年のフィッシングショー大阪でトークショーを開催させて頂いた際にご紹介した『NEW船太刀魚テンヤ』のラインナップをご紹介させて頂きます。
まずはその①
これまで皆様に愛されてきました『船太刀魚テンヤベーシックシングル』シリーズに、今シーズンは2アイテムを数量限定販売させて頂きます。(※共に40号、50号の2ウエイト/オープン価格)
大人気アイテムの『オールケイムラ』(※人気すぎて販売制限までされている地域もありましたね)に加え、新たに『シルエットブラック』も登場!!
そして、本年度のモデル、シリーズ共通での変更点がいくつかございます。
1番のポイントは『パワーフックシステム』の導入です。どこにもない新機能です。3本あるエサ止めケンの1番目(ヘッドから一番近くのケン)と鈎を固定をする事により、フッキング時に生じていた鈎のたわみを大幅に軽減する事を可能にしました!
※そんな事、鈎を硬くすれば解決するじゃん!!って思う方がいるかと思いますが、鈎は硬くすると、大きな負荷が掛かった際に折れやすくなるので、ドラゴンサイズのタチウオがバイトしてきた際に鈎が折れるのを避けるため、今の鈎の硬さに調節しているんです。
うんちくはさておき、両テンヤはメーカー出荷が現在始まっております。数量限定販売の為にお早めにお買い求め頂ければ幸いです。
そして、その②が…
これは、フィッシングショーで発表した新タイプの姿! 船太刀魚テンヤ『乗せ型』!!
エサを付けた時点で、テンヤの姿勢が尻下がりになるタイプ(極テンヤと同バランス)
※8月発売予定 40号、50号の2ウエイト/2カラー/オープン価格
上記に説明した『パワーフックシステム』に加え、『ヘッドロックシステム』(※実用新案出願済)を採用。イワシエサの頭部分をこちらで固定する事により、エサがブレません。
釣りの最中にエサがブラブラしたり、頭部分がいがんだ等の経験ないですか? 多くの方があると思います。そうなると、テンヤのバランスが悪くなりますよね?
さらに、3本目のケンに『V字ロック』。こちらもどこにもない新機能!この3本目のケンにより、エサのホールド力が強烈に上がりますよ!!
この2つの特長により、エサ巻きワイヤーの巻き回数が、従来に比べて極端に少なくて済むようになりました!!是非、この進化、感じて頂きたいものです(お願い)。
最後に、その③
『速掛け型 フッ素コーティングフック』
私の今シーズン、特に超オススメなアイテムです。
※9月発売予定 30号、40号、50号の3ウエイト/4カラー/オープン価格
エサを付けた時点で水平に近いタイプで、上に述べた『パワーフックシステム』、『ヘッドロックシステム』、『V字ロック』に加え、
鈎がフッ素コーティング加工をされていて、鈎のすべりが大幅にアップ=貫通力がアップ!!!
そして…これだけで終わらないのが私です(笑)。これまでの当たり前をイチから見直しました。
それが…
鈎のバーブ(カエシ)です。
この釣りはよく外れる、掛からないが故に、「カエシは絶対に必要」と思われてきました。私もそう思っていました。
でも、これもケースバイケースなんです。攻撃的に掛けていくアングラーの方には、このテンヤに搭載されている『マイクロバーブ』がオススメです。
何故か??
フッ素コーティングにして鈎の掛かりをよくしても、大きなバーブならば、貫通力はそう上がりません。
また、一度掛かったタチウオが暴れる際、バーブが大きいと、貫通したポイント、つまり穴も大きなものになります。逆にバラシが多くなってしまう事が起きています。(※この釣りはテンションを抜かない事が前提です!)
私はここに着目しました。
掛け調子のロッドでガンガン掛け、高速巻きをして素早く取り込みをされる方には、マイクロバーブが良い味方になると思います。ただし、乗せ型の釣りをする場合や、タチウオテンヤ釣りの経験の浅い方には、従来の通常バーブをオススメします。穴が大きくなってもバーブがバラシを減らしてくれると思います。
こだわりは、まだあります。
❶『ワイヤークリップ』(ワイヤーの巻きはじめにここを使って固定してください)
❷ヘッドのお腹部分にはアバロン調のホログラムシールで強烈フラッシング!
❸ヘッドの目玉には、号数表記(40号)、裏面にはグラム表記(150g)がされています。ルアーマンの方にはグラム表記がわかりやすいですよね。
こんな細部にまでこだわってみました。
良ければ皆様、使って頂けると嬉しいです!
さて、最後に、あともう1アイテム発売予定なのが、『タングステンモデル』です。こちらも業界初ですね。すいませんが、こちらはまた改めてご報告させて頂きたいと思います。
長くなりましたが、私はこの釣りが本当に大好きで、本気で製品開発に取り組んで参りました。至らぬ点もあろうかと思いますが、どうぞ宜しくお願い致します。