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タチウオの型は選別できるのか?挑戦だっ!!の巻

どうも。どうも。初めまして!釣りしか頭にない釣 康雄、もとい辻 康雄と申します。(笑)

本当、釣りがちっちゃな頃から大好きで、思い出は海と釣りしかない根っからの
釣り吉です。さらりと自己紹介をさせてもらいます。

育ちは大阪なのですが、お爺さんが、若狭で漁師と民宿を営んでいまして、幼少の頃から小船で刺し網や一本釣りに行ってたんです。アジの活餌でアコウを釣ったり、夜な夜な月明かりを頼りにアオリイカを小船で木製エギを引っ張って釣るんですよ。

夕暮れ時は、アオリイカの活性がもの凄く高くなるんですよね。海面にエギを落としたとたん抱きつく!もう入れ乗りですね。

まっ黒に墨だらけになりながら、たくさんのアオリイカを釣った記憶が、今も脳裏に浮かびます。

そんな訳で3月~10月までは若狭をメインに船釣りを、11月に入ると日本海は荒れて出船出来る日が少なくなるので、大阪湾、鳴門、加太でビニールマダイ、タチウオテンヤ釣りに毎週末、海に浮かんでいます。と、自己紹介はこの辺で。

今回は、タチウオテンヤをしていて「型を選別できるのか?」と疑問に思い、挑戦しましたヨッ。

10月20日(土)、お世話になった船宿さんは、泉佐野の海新丸さん。

ご一緒させていただいたイカ・タチウオ釣り名人のT氏、某SメーカーのY氏と並んでの釣行です。(イカ名人からマイカのお土産を頂きました!最高ッ by嫁)

前日まで洲本沖に今季最高の良型の群れが入り、クーラー満タンで入り切れませ~ん。と悲鳴の上がる釣果が連日続いています。

胸を膨らませ出船!!Let’s らgo!!

港を出た瞬間、まっ黒な雲がニョキニョキ~。一瞬にして大粒の雨が~。朝から雨とは、何やら嫌な予感。

船は北西に向けて進んでいる?

もしや

そうそのもしや

洲本じゃなくて神戸沖!

天気予報で北風が吹くと予報が出てましたが、まさかの神戸沖!

そうなんです。洲本は北系の風にめっぽう弱く、神戸沖は六甲山が風を遮ってくれるんですよね。てなことで第一ポイントに着いたのが7時30分

今日の課題は、「型を選別できるのか?」

1匹釣るごとに、誘いや棚を変えてみます。

水深65m いざスタート!

探見丸を見ると、55m付近にポツポツと魚群が。まずは魚群から5m上の50mに発進!

「康雄 行きます!」(ア○ロではありません)(笑)

やや早めの2ピッチ ショートジャーク3回

ストップ。

ガッガッガッ バッシ!

はい。指2本半いっちょあがり。印に胸ヒレをハサミでチョキン

次は型狙いだっ!

同じ棚へテンヤを送りこみ、やや遅め(フォースマスター600速度5程)2回転 ジャーク封印。
ストップ。もう1回2回転ストップ。

綺麗に食い上げた!

ロッドにテンションが掛かるまで巻き上げ、バシューン!

ロッドが綺麗に円を描き手元にもズシリと重量感が。

これこれ、タチウオテンヤの醍醐味はこの瞬間です! たまりませ~ん(笑)

上がってきたのは指4本強の良型。

アレこれ、もしや、これでいけるかも。次行ってみよう!

速めのピッチにショートジャークね。テンヤをシャカシャ動かす。アラまぁ コチコチ当たってくるじゃあ~りませんか。とぅりゃ~と渾身のアワセ!

重量感ないぞ! ロッドを立てるとモゾモゾ穂先が動いている。生命反応があるけど引かんな。

はい上がってきたのは指2本。印に胸ビレ チョキン。次行ってみよう。

良型狙い。ジャークは封印だ。

反射的にロッドを動かそうとするが我慢、我慢。

コツッコツッ

「何時あわせるんですか?」

「今でしょ!」

ビシッ!

先程の良型より、引かん。上がってきたのは指3本。

「君じゃ無いんだけどな」

と、こんな感じに朝一から爆釣タイム。

開始1時間20分で14本。

型は、通常の早めのショートジャークの誘いでは、指2~3本(2本より)。良型狙いのジャーク封印は指2~4本(3本より4本は1匹のみ)。ここまでは、同じ棚でジャーク封印では僅かにマシなような
そうでもないような微妙な結果に。

9時頃からポイントを大きく岸よりに近づけ水深48m。

当たり棚は37m前後。

探見丸とフォースマスター600とを連動させると、魚群にテンヤを直撃できます。

下の48.6mが水深。上の37.5mテンヤのライン。便利でしょ。

誘いを替え、スピードを替え、ジャークを封印し、色々試してみますが、上がってくるのは指2~3本のみ! 周りを見ても同じ型しか釣れていない。

それでは、エサを大きくしてみよう! サンマをこんな風にカットしました!

うん。まるで今にも泳ぎだしそう。

これなら、チビタチよりもドラゴンが食ってくるでしょ(居たら)

とうりゃ~! 掛け声勇ましく釣り方は微速巻き(フォースマスター600速度3)。底から15m巻き巻き。反応なし。

ハイ。ここでスピードクラッチを切ります。底まで落として再度クラッチを入れると、マカ不思議。同じ速度3で巻き始めるじゃあ~りませんか。


そう。

このフォースマスター600は、タッチドライブを触らずともハンドルを巻かなくても、再度クラッチが入ると前回の速度で巻き上げるんです! これ、微速巻きでは超便利。

今までなら落とす度に速度調整をする必要があったのが、しなくて良いんですよね~。

少々お疲れモードでウトウトしながらも、片手1本クラッチ1つで操作も楽々。

おまけに、ロッドはサーベルマスター Xチューン テンヤを使えば、フルカーボンモノコックグリップから、ビンビン当たりが手に脇に伝わってきますから、ぜひお試しくださいませ~。(決して宣伝ではありません。笑笑)

てなことを試してみますが、釣れてくるのはおチビちゃんばかり。今日は、このぐらいにしといたろうと。納竿となりました。

釣果は34匹。うち良型は1匹のみ。
(良型はお留守のようでした。)

写真の左側が良型狙い。微妙に大きいと感じてくだっさい。はい。

そう見ればそのように見えるかも。

ということで、このシリーズは次回につづく。(たぶん)

ロッド :シマノ サーベルマスター Xチューン テンヤ82 MH180
リール :シマノ フォースマスター600
テンヤ :シマノ サーベルマスター 船テンヤ40号
ウエアー:シマノ ストレッチ 3レイヤーフーディ ジャケット JA-040Q
(今の季節に最適!朝の雨もバッチシ弾いてました)