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タチウオ甲子園〈数部門〉決勝大会!!もうひとつの『大阪湾最強』初代チャンプの栄冠は!!?

昨日、今年6回目の開催を迎えた大阪湾タチウオキングバトルのセミファイナルを終え、息付く間もなく、今日は今年初開催『サンスポ杯タチウオ甲子園』の〈数部門〉決勝大会の日。

決勝大会を競うメンバーは23名(24名のうち1名欠席)。うち、昨日決定したキングバトルのファイナリストが6名、セミファイナリストが7名という、そうそうたる顔ぶれが加太に集結。まだ初回の開催とは言え、事実上まさに、もうひとつの『大阪湾最強』を競う大会となりました。

集合は11時でしたが10時過ぎに現地に到着すると、何人かのメンバーがすでに到着していました。

で、まず到着早々、心を奪われてしまったのが、これです。

凄くないですか??

まさに理想のマシーン。笑

50ccの原付にタックルボックス、クーラー、ロッドが…

シブい。シブすぎる。。

まさに夢のマシーン。

手作りで自作したというコイツに乗ってやってきたのは、タチウオ甲子園ファイナリストの1人、元吉氏!

思わずみんなで記念撮影してしまいました(笑)

 

そんなこんなで、11時20分より釣座抽選~乗船で12時に出船。

船は洲本沖の水深80mラインに到着し、開始の合図。

出だしは快調!

かと思いきや、ミヨシの何人かにはアタリが連発するも、全体的には予想外にスローなスタートでした。昨日のボコボコパターンとは打って変わって、少々難しいパターンの様子。アタリが来ても追わない、追ってきてもフッキングが難しい、というもどかしいパターンに翻弄される人がほとんど。

そんな中、まず抜きんでたのがこの方。みなさまおなじみの、きくりん氏。

そして、それを追うのが、右横の田中氏。

中間発表では、トップ20匹。この頃には、前半はかなり状況の悪かったトモ側の人たちもペースアップ。その中で抜きんでたのが、この人。

山口師匠。前半の不調を跳ね返してグイグイと追い上げる中、残り1時間ほどで時合突入。あちこちで竿が一気に曲がりだします。

時合に入ると上潮が猛烈にブッ飛びつつも、良型もバンバン上がりだし、船上は沸きに沸きました。

そんな劇的なまでのラスト1時間のラッシュを終え、船長から終了の合図。ほんとに、この瞬間の安堵感というか、脱力感というか…

当日のさらに詳しい釣りの内容は、山口名人のブログにお任せするとして、結果発表です!

3位入賞は…

福澤英樹さん! 釣果は37匹。

誰もが知る、怪物です。前半は不調だったのですが、後半活性がよくなると怒涛の追い上げであれよあれよとトップに迫り、いつの間にか。本当にこの人はすごいモンスターです…

 

 

そして、準優勝はこの方。

山口迷人、あらため山口名人! 釣果は40匹。

前半の不調を取返すように凄まじいペースで掛けまくる姿は超人レベルでした。。山口さんの釣りは、1投ごとの、仕掛け投入→誘う→釣る、の流れるようなルーティーンの中に、「身の回りの掃除をする」が組み込まれているのが、性格やな~と、笑ってしまいました。

そしてそして、初代タチウオ甲子園チャンプ、もうひとつの『大阪湾最強』の栄冠を手にしたのは…

田中浩太さん! 釣果は44匹!!

実は最近、予選の時などにも数回ご一緒させていただいていたのですが、毎回「この人、よう釣るな~」と感心していたんですよね~。苦戦する猛者たちの中で終始釣り続けて実力で勝ち取った栄冠。本当にお見事でした!

ちなみにタックルは、

ロッド:極鋭タチウオテンヤSP EX 178 AGS(ダイワ)

リール:シーボーグ200J(ダイワ)

そして、テンヤは話題のタングステンテンヤ『船太刀魚テンヤTG』(ハヤブサ)

エサはサンマ、そして今回はドジョウも使用。ドジョウはエサ持ちがバツグンでした、とのこと。

タナは前半は75m前後、後半は65m前後でした。

誘いは、シーボーグ200Jの速度『6』の電動巻き上げを常に入れた状態で軽めのワンピッチを基本とした誘いで、アタリが来てからのやり取りも実に丁寧で、うまいな~と感じました。

こんな感じでした↓

ほか、上位入賞者は、

4位 廣原新治 36匹

5位 菊池雄一 35匹

6位 三石忍/中嶋康之/東下栄一  31匹

9位 丹生則雄/立野義昭  30匹

でした(敬称略)

ファイナリストの皆様、お疲れさまでした。そして大会参加者の皆様、参加ありがとうございました!来年もさらに楽しい大会になるよう、努力していきます。またタチウオ甲子園でお会いしましょう!

なお、決勝大会の模様は〈幅部門〉と合わせてサンケイスポーツ11月28日発売号に掲載予定ですので、そちらもチェックお忘れなく~