何度やっても100点満点をつける事が出来ないハヤブサスタッフの菊池です。
テンヤタチウオは本当に奥が深く、難しい。
さて、一昨日は大阪湾タチウオキングバトルセミファイナルに挑んできました。参考までにそこで感じた事を今回のレポートにさせて頂きます。
受付を済ませ、予選を通過した順に釣座抽選。
私は青船の41番。前日練習した船、船長、釣座まで一緒やん(笑)。
前日の練習では朝一バクバクタイム。ひと流し目で26匹でしたので。
水深は80mラインですが、65mより上の棚で。
が、今日は出船が30分時間ずれたからなのか? しかも、今日は昨日と違い潮の流れがきつい。おまけに活性も全然違う。。。
困った困ったで動揺の連続。狙い棚を絞り過ぎていて、うまくいかなく焦りました。
セミファイナルを終えてみて、整理した感想ですが…
①一日を通してボトム中心に狙われた方が優勢だったような気もします。
※浮いたレンジではアタリがあるが掛ける事が出来ないアタリが非常に多かったです。私の力不足もありますが。ただ、50mラインで活性の良いタイミングもありました。
②前日に比べれば活性が低い時間帯が多く、タングステンテンヤを投入し、誘いもやや緩めにしてからは、私自身リズムが掴めました。
※この日は一日通してイワシエサを使用しました。最強アミノリキッド漬けこみ作戦にて!
いずれにしても、各予選日で竿頭になられた強者ばかり。私の船では通過ラインが49匹。実釣時間4時間を考えると、かなり壮絶な戦いでした。
前半苦労した私は、TOPとは大きな差に違いない。
予選通過のボーダーラインに食い込むには、確実に1匹で笑うか泣くかの勝負に持ち込む他ないと判断し、前半早々に型狙いの作戦変更。
そこから気持ちを落ち着かせリズムを作る事に徹しました。魚釣りは本当にメンタルが大切ですからね。
ボトム付近のストップ&ゴーからのロングステイ。
ここで釣りあげた大物3匹の内、1匹を活かす作戦に。死ねば魚は必ず縮みますので。
※同匹の場合、最大魚の1匹長寸になります。
競技を終えて検量後に名前が呼ばれる!!やっぱり(笑)。
3名中に2名がファイナルへ。その時、私はニヤニヤしていました。
デカいの持っていたので(笑)
釣りの最中なのに、コレだけは何かを感じていたので、撮影して頂いてました。
同匹ではありましたが、3名中最大サイズ7位でファイナルへ進ませて頂く事になりました。
今回強く感じた事は、セミファイナルへ参加されている方は誰一人として手を抜いて釣られていた方はいませんでしたし、自身のスタイルを確立された方ばかりで、この大会の成熟度を垣間見ました。
泥臭い勝ち上がりになりましたが私自身、全力で1日集中した結果です。いくらでも上手な方がいるなと改めて実感致しました。
予選通過が叶わなかったアングラーの皆様、セミファイナルで惜しくも叶わなかったアングラーの皆様に失礼のないように、来月のファイナルはこれまで以上に強い気持ちでチャレンジさせて頂く決意を固めました。
どうぞ宜しくお願い致します。