祝・テンヤタチウオ開幕!
7月に入りテンヤタチウオの船が出船し始めましたね~。すでに釣行されたタチウオマニアの皆様も多いんじゃないでしょうか。
なぜか私は東京湾でシーズンインを迎えましたw 今週は大阪でのテンヤ開幕戦をひかえているため、そちらも今から楽しみでなりません!
さて、前回のGO太的タチウオマニアブログでは今期DAIWAから発売となる極鋭タチウオテンヤSP EX AGS 192をご紹介させていただきました。
極鋭タチウオテンヤSP 197をベースにEXへと昇華した今期注目のロッドで、高感度と掛け感を極限まで極めた商品です。
7月発売予定で、まもなく発売となりますのでぜひ触ってみてください。
さて今回は8月にDAIWAから発売されるNEWメタリアタチウオテンヤSPシリーズをご紹介します!
現行品のメタリアといえばメタルトップ搭載の高感度モデルで、極鋭にはないマイルドさも売りの商品でした。過去にはタチウオキングバトルのウイニングロッドにもなっており、めちゃくちゃ人気のロッドでしたね!
そんなメタリアがフルモデルチェンジ、アイテムも5アイテムに増えて堂々デビューです!
今回のタチウオマニアではメタリアタチウオテンヤSPシリーズの共通のセールスポイントをご紹介、さらに その5アイテムをご紹介したいと思いますのでお付き合い下さい!
まずはメタリアの名前の由来ともなったメタルトップが最大の特徴でしょう。
DAIWAだけが許された超弾性チタン合金の穂先は手感度だけでなく目感度にも優れ、カーボンやグラス穂先では取れないアタリをアングラーに伝えてくれます。
また強度も強いことから、巻き込みの多いテンヤ釣法においては折れにくいことは大きなメリットですよね!
さらに、リールシートには極鋭EXでも採用されているエアセンサーシート・スリムトリガーを採用。感度と操作性に優れ、軽量で電動リールとの相性もばっちりです。
テンヤは細かな操作が求められる釣りであり、がばっと持つシートは不向きであると私は考えています。そういった意味では軽量、高感度、操作性に優れたこのシートはテンヤタチウオにおいてメリットの多いリールシートであるといえるでしょう。
さらにブランクスにはHVFナノプラス、X45で感度はもちろんのこと、フッキング性能もバッチリです!
つまり一言でいうと、めちゃくちゃ良い!ということですね!!!www
しかも値段はメーカー希望小売価格が36,800~37,400円と、極鋭やEXに比べるとずいぶん買いやすいと思いますので、ぜひご検討されてみてください。
さて、全体像をつかんでいただいたところで、5アイテムそれぞれの特性をお伝えしたいと思います。今回の5アイテムは以下の通り。
・73-195
・82-175
・82-190
・91-170
・瀬戸内185
まず基本となるのは82-190です。
前作のメタリアタチウオテンヤSP190の調子をベースに企画しました。8:2調子でまさにオールマイティなアイテムといえます。
誘ってよし、あたってよし、あわせてよし、ファイトしてよし。テンヤタチウオのすべてのシーンで活躍間違いなしです!
迷ったら82-190で決まりですね!
そして82-190のショートバージョンが82-175です。たかが15cm、されど15cm!
短いロッドはメリット・デメリットがありますが、個人的にはメリットを多く感じています。持ち重りが軽減され、一日誘い続けるテンヤタチウオにおいては疲労軽減は大きなメリットとなります。
また穂先が目に近づくことで、目感度も向上します。
もちろん誘い幅、フッキング性能、ファイト時のアローアンスなどデメリットもありますので、ぜひ175と190のどちらが自分に合うかご検討下さい。
次は、高活性時に活躍する91-170です。バキバキの先調子で、まさにフッキングに特化したロッドといえます。
アタリ即掛けを可能とし、瞬間的なフッキングはまさに91調子の醍醐味ともいえます。
タチウオが高活性で、どんどんアワセるようなシチュエーション、特に小型の数釣りでは最高のパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。
また深場との相性もバッチリです! 170cmのショートロッドが先調子ロッドにありがちな負担を大幅に軽減してくれます。
これとは逆に、低活性時に強いのが73-195です。73調子のしなやかなロッドはテンヤを安定させ、食い込みが浅い低活性時も深いバイトを誘ってくれるロッドです。
しかもこの73-195は一般的な73調子と違い、穂先から穂持ちはしなやかであるのに対し穂持ち下部からバットはめちゃくちゃ強い、テーパーのきいたロッドとなっています。
つまり穂先でしなやかに誘い、バットでフッキングする、まさにテンヤタチウオ用73調子といえるのです。この急テーパーもメタルトップだからできる調子ですね!
タチウオの活性が低いシーズン初期やシーズン終盤などで効果を発揮してくれると確信しています。
そして今年はさらに、瀬戸内の20~30号の軽量テンヤにベストマッチな瀬戸内185も発売となります。7.5:2.5調子で、しなやかな調子を実現しつつもバット部はしっかりとパワーを持たせています。
しかも瀬戸内エリアだけでなく、大阪湾でも活躍してくれそうな調子です。その辺りは長くなりそうですので、またの機会にしましょうwww
最後に73、82、91を40号と150号で曲げ比べた写真を添付しておきます。なんとなくイメージが湧くとうれしいのですが、いかがでしょうか?
今回のメタリアタチウオテンヤSPのコンセプトは「戦略をもってタチウオと対峙できる高性能ロッド」です。まさに現代テンヤタチウオに必要なロッドであると考えています。
発売はシーズンに入ってからですが、ぜひ店頭に並びましたら持ち比べていただいてニヤニヤして頂ければ嬉しく思いますwww
きっとあなたに合った1本が見つかると思いますよ!