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台湾テンヤタチウオ事情~台灣的船釣白帶魚(天亞)~

数年前からの思いのひとつに、テンヤのタチウオ釣り、国内ももちろんなのですが、海外にもきっとまだまだ広げていけるんじゃないのかという思いがありました。日々の雑務に追われる中で、なかなか今の自分には実現できないことですが、少し前に、とても貴重な体験の機会をいただきました。

ここ2年程で急激に人気が上がってきていると聞いていた、台湾でのテンヤタチウオ。だいたい月イチのペースで動画制作をさせていただいているYouTubeチャンネル『船釣りチャンネル(船ちゃん)』のロケで今回、台湾を訪れました。

到着したのは台湾の首都、台北。台北の夜市は毎日この賑わいだそうです。

とりあえず屋台で餃子。日本のものより少し大ぶりかな?店によると思いますが、皮が少し厚めでもちもちとした食感。香辛料というか、八角のような香りが強いです。

さて、本題にいきましょう。ちなみに台湾での船のタチウオ釣りは、夜釣りが一般的なようです。昼間でも釣れるようですが、理由としては「暑いから」というのが一番のようです。

今回お世話になった釣り船は、台北から車で30分ほどのところにある、深澳漁港(SHENAO FISHING PORT)にある『大統No.1』という船。

港もでかい。船も巨大。設備も凄い。

ちなみに受付はパスポートを持って、事前にこちらの大統釣具さんへ。

事前に軽く聞いていた情報としては、タチウオの型は大阪湾などに比べて小さいものが多く、大型はほとんどいないというような情報でした。また、タチウオの種類としては、本タチではなく、沖縄オオタチ系だと聞いていました。

で、実際に釣れたタチウオはこんな感じ。

顔つきは個体によっても結構違って、小さめの個体は目が少し大きいようにも思えましたが、これなんかはオキナワオオタチ系ではなく、本タチ系に見えますが、どうでしょうか?

釣り方については、後の動画を見てもらうのが一番ですが、基本的に大阪湾と同じ釣り方で全く問題ないといった印象でした。

テンヤの号数は基本的に40号で問題ないですが、船をそれほどきちんと立てて流していないことと、周りでは、サビキをやったりジグをやったりと…結構みんな自由にやっているので(笑)、乗合船ではオマツリに注意しながらということになりますね。

和歌山などでは見かけますが、水中ライトを船の下に入れて魚を集めて釣るので、アジやらイカやらハガツオやらがいっぱい集まってきます。ハガツオがクセモノなので、鋭い歯に切られないようにリーダーはワイヤーリーダーを使うのが一般的なようです。

ちなみに、台湾での昔からのタチウオ仕掛けはこんなもの↓もあるようです

当日は現地的にはかなり食いが渋い状況とのことでしたが、ほぼ入れアタリに近いような時間帯も多く、かなりパラダイスな状況でした。釣り方については現地ではまだまだ基本的なセオリーが普及されていないのかな?といった印象でした。これからまだまだ人気は上がっていくと思われます。

というわけで、詳しい内容はこちらでご覧ください↓

今回はたくさんの現地の方々に本当に親切にしていただき、無事撮影を終えることができました。台湾という国の良さは、行った人みんなが口をそろえて言うことですが、みんなが笑顔、みんなが親切。本当に大好きになりました。謝謝。

PS、これだけはもう勘弁です。。