もう11月。今年は例年にないほど暖かい日が続きましたが、近畿地方には木枯らし1号も吹き、ようやく秋らしく…というか、いきなりこのまま冬に突入でしょうか。タチウオマニアの皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
今シーズンの大阪湾のタチウオは前半戦がかなり良型揃いでいい思いをした人も多いのでは、と思う反面、ある程度活性のある日でも数年前の高活性期に比べると1発目のアタリからの追いが非常に弱いイメージがありますね。
とは言っても、昨年から多忙のためにタチウオ釣りをほとんどできておらず、単純に釣りが下手になったせいなのでしょうか…。多分そうですね(汗)
さて、話は変わりますが、去る10月30日のハロウィン前日。泉佐野の上丸で恒例となった【男子禁制】の女子のみのタチウオイベントが開催されました!
というわけで、今回はこちらの男子禁制イベントになんとか潜入するべく…
…気分を害された方がいたら、すみません。。当日の撮影を担当するのは、カニ子(左)、またの名をカニパン子。右はお友達で船長のトシ子ちゃん。ちなみにカニ子はGカップあります。
まだまだたくさん写真はあるのですが、自分で見ていてもかなり気持ち悪いので…公共の場にはこれぐらいにしておきます…
というわけで、当日は30人乗りの大型船・上丸で、淡路沖へ。台風後、かなりシビアになってきたタチウオ。潮回り的にもかなりシビアな状況が予想はされますが、船の上はこんな状態↓
素晴らしい光景です。いつもこんな船があったらいいのにな…
さて、当日ですが、タチウオの食いのほうは、やはり予想どおりの渋さで、上がってきてもほとんどが小型揃いです…
めっちゃ喜んでますけど。ひさびさ登場のさぁやです。
前半は小型がポロポロ。う~ん、いつもの上丸ではないかな。
というわけで、昨晩は遅くまで飲んでいて眠いので、とりあえず仮眠することにしました。熟睡中ZZZ
こちら↓のG原嬢も連日のロケの疲れがドッと出た様子で、座ったまま完全に堕ちています(笑)
もはやホー〇〇スにしか見えません。
さて、1時間半ほど熟睡した後、今日は来るかどうかわからない本番を待つことにします。
少し早めのお昼ご飯は、セブンイレブンで朝購入した天重。エビだらけやないかい!これはかなり好みですね。
さて、そうこうしているうちに11時を回りました。水深は100m前後。
潮の変わり目か、アタリが結構増えてきた様子。でもやっぱりまだ小型多数という感じが続きます。
しかし…このままでは終わらない!のが上丸。
↑トシ子メイク風景(AM4:30)
アタリが増えてきたようなので、少し竿を出してみます。
良型が釣れると話題のハヤブサテンヤのスクイッド(イカ)カラー。これ、使ってみたかったんですよ!
このカラー、「ブルー夜光」といって、通常のグローとは違って、輪郭部分が青くボヤっと光る夜光でして↓
このブルー夜光がかなりタチウオに効くというウワサ。
9月に上丸で撮影したYoutube『船ちゃん』の船頭対決でも、この「ホバリングスクイッド」にドラゴンが爆発してました。まだの方は動画も一度見てみてください。この日はとんでもないドラゴンラッシュを体験した日でした。
というわけで、1投目。
横で頻繁にアタリを出していたミズリンが底周辺で釣っているとのことだったので、底に落として5mほど巻いたところで、コンッ。
予想外なほど、かなり気持ちのいいアタリ。
少し前にBS日テレの「夢釣行」という番組に出させていただいたんですが、その時に全然追っかけてきてくれなかったので、ここは慎重に!と、ソロソロとゆっくり巻きにかえて巻くと…グンっと竿先が入りました。
…。
気持ち良すぎる…。
ホバリングスクイッドがいいのか、僕の腕がいいのか…笑
久々のタチウオ釣りを堪能していると、後ろのほうから何やら奇声が。
正直、この日は潮回りなど状況が厳しすぎて期待してなかったのですが…
まさかのほんまもんドラゴン登場!!
なんとこの方、テンヤタチウオ初挑戦なんだそうで…。
この時、底でもアタリはありましたが、70~80mで型が比較的いいとのことで、80mへテンヤを下ろしたところ、テンションが抜けたのでオマツリだと思ってボーっとしてたら、操舵室の船長から「それ、食い上げちゃうか??」と言われて巻いたらドーーーン!!という感じだったそうです(笑)
無欲な初心者の方、女性、お子様の元にいつもやってきてくれるドラゴン様。いつもありがとうございますm(__)m
ちなみに彼女が使っていたテンヤは…
ハヤブサの速掛けタイプのイワシカラーでした。
さらに、反対側、左舷胴の間でも…
これも80m前後でフォールにアタックしてきたドラゴン。
テンヤは…
シマノのサーベルマスター船テンヤ。カラーはアピール力の強いスーパー夜光。
ここから少しの間、ドラゴンタイムが続きました。だいたい1日のうち、大型が揃って釣れるのはほんの少しのこんな時合。
こんな珍客も↓
良型ラッシュもあって一件落着!?
一方、当日ダントツで数を釣っていたのが、右舷ミヨシのミズリン。
そんなミズリンの当日の誘いは…
ジャークしながらハンドル2回転+ステイのストップ&ゴー。
少し違和感を感じた時に素早くハンドル半回転を1、2、3という感じでアクセントをつけて。このタイミングで本アタリが出ることが結構あるそうです。
タナは基本的にベタ底から中層までを広く探っていたそうで、底周辺での初アタリが多かったそう。
で、エサとタックル、テンヤがこんな感じ↓
ロッド:極鋭タチウオテンヤSP EX AGS 178(ダイワ)
リール:シーボーグ200J(ダイワ)
テンヤはダイワのタングステン。エサはサンマ。
数は結構いるが小型が多く、食いが浅い当日に、タングステン+サンマがかなり有効だった?という結論。
普段からアグレッシブな誘いのミズリンですが、当日はいつもより控え目な誘いを意識していたとのことでした。
そんなわけで、自分自身も久々のタチウオマニアの現場取材でしたが、いろいろな発見もあった1日でした。
いや~しかし、、毎回こんな女だらけの取材だったらいいのになぁ。。
↑帰りは女装の疲れを癒すべく、神戸っ子のソウルフードにて、終幕。
※2018年度のトモチンによるレポートは→こちら
※上丸公式チャンネルは→こちら