遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。オーナーばりスタッフの今永です。本年もどうぞよろしくお願い致します。
早速ですが、年末年始の休暇を利用して、『神龍』狙いに豊後水道へ釣行してきました。豊後水道といえば、四国佐田岬と九州大分県の間に位置し、大型タチウオが釣れることで近年非常に注目を浴びているエリアです。
他のエリア同様、海溝に沿った砂地エリアがポイントとなり、最深部では450mを超えるようなディープエリアとなります。
そんな夢のようなフィールド、豊後水道に12月30日(海王丸様)と1月2日(soyamaru様)、そして九州から帰ってきて1月5日は大阪湾(いずみ丸様)へと、新年からタチウオ三昧でした。
その中でも今回は2日間の豊後水道について。
結果から言うと、F8やF10サイズは上がらなかったものの、2日間でドラゴンサイズ12本、メーターオーバー多数というやはりとんでもないフィールドでした。
そして、過去の豊後水道釣行同様、今回も大型タチウオが反応するパターンが明らかに存在しましたので、そのあたりをご紹介したいと思います。
大分県別府湾を出船し、ポイントまで約1時間半。水深は200mほどからスタート。テンヤは船宿様指定の50号を使用しました。
■メインタックル
ロッド:サーベルマスターX-TUNE TENYA 91H160(シマノ)
リール:フォースマスター400(シマノ)
ライン:PE1.5号 300m+リーダーフロロ8号
テンヤ:掛獲船太刀魚テンヤ(オーナーばり)
※水深が深いため、予備リールor予備ラインは必須となります。
テンヤの号数ですが、弊社製品、掛獲船太刀魚テンヤは豊後水道や沖縄のメガタチを想定して、60号や80号もラインナップしております。
そういった号数指定の船宿様へ釣行される際には、是非ご活用いただければと思います。
宣伝はさておき、2日間とも1投目からいきなり高活性!!
F4サイズがポツポツ上がりますが、常連さんはサイズに納得していない様子・・・(笑)
そして、電動微速巻きや緩いジャークの方には反応はイマイチながら、積極的に動かしている方はコンスタントに釣果を伸ばしていました。
時折、120㎝を超えるドラゴンサイズも!
肝心な大型が好反応だったパターンが、強烈なジャークを交えた速い釣りでした。
一般的に普段の大阪湾では、大型狙いの際には小型の群れを外したタナでジャークを抑えたスローな釣りが定石とされています。
そういったイメージから行くと真逆の釣りでした。
あくまで私の仮説ですが、
ドラゴンの個体数の少ない大阪湾では、
『警戒心が非常に強いため、激しく動くものに対して反応しにくい』
一方でドラゴンの個体数の多い豊後水道では、
『群れの中でも特に権力をもつ大型サイズが目立って激しく動くものに対して、我先にとエサの奪い合いをするのではないか』
と考えました。
実際にドラゴンの群れに当たると動かせば動かすほど、大型が上がり、
気付けばイケスはドラゴンでいっぱい!!
何枚撮っても同じと分かりつつ、何度もスマホでパシャリ(笑)
『神龍』サイズは出なかったものの、大満足の釣行となりました。
今回の釣行で感じたことは、
・大型狙いのパターンの違い
・水深が深いゆえのテンヤ形状の重要性
・タックルバランスの重要性
中でもテンヤ形状に関しては、特に思うところがありました。
水深が普段の倍になるということは、当然糸の伸びも倍になるわけで、フッキングをいつも以上に入れる必要があるとともに、フッキングの妨げとならない水切れの良いヘッド形状とたわみの少ないハリの必要性を強く感じました。
是非、テンヤ選びの際にはご参考にしていただけたらなと思います。
そして神龍サイズを豊後水道に忘れてきたので、今月中にリベンジに行こうと思います(笑)
また、1月5日のいずみ丸様での大阪湾タチウオテンヤも超高活性で癒されました♪
寒さの厳しい時期ではありますが、潮回りの小さい時にはまだまだタチウオテンヤは楽しめるかと思います! 大阪湾、豊後水道ともに是非チャレンジしてみてください。
また、1月17日(金)〜19日(日)釣りフェスティバルin Yokohamaにも出展いたしますので、関東のタチウオ事情も是非勉強させていただけたらと思っております。
その他にも2月8日(土)〜9日(日)フィッシングショーOSAKA 2020にも出展いたします。どちらのイベントでもたくさんのタチウオマニアの方々にお会いできたらと思います。
是非、ご来場いただいた際にはお声掛けください。楽しみにお待ちしております!