こんにちは。ヤマシタスタッフの櫻井亮太です。
今週末も私、横須賀の船からテンヤタチウオを予定しています。ただ心配なのが太平洋上にある台風・・・日本列島上陸もしそうな勢いで恐ろしいです。
さて、東京湾テンヤタチウオ入門第2回の今回はテンヤに巻くエサとその巻き方についてです。
エサ
エサはイワシを使用します。種類はマイワシが一般的で、15cm程のサイズが各社テンヤのサイズに合っていて最も使い勝手が良いです。
テンヤタチウオでイワシエサに求められるのは一に鮮度です。
古くなったイワシだと、針金で巻くだけでお腹が割れてグズグズになってしまったり、水中の誘いや回収の水圧だけでも崩れてしまい、手返しが悪くなります。スーパーで売っている生食用のイワシ、マルキユーのギュッとイワシなどの加工イワシエサがオススメです。
多少鮮度の劣るイワシエサの場合は、マルキユーのアミノリキッドや旨〆ソルトなど、エサ締め用のアイテムで水分を抜いて持ちを良くする工夫をすると釣果アップに繋がります。
また、冷凍イワシは必ず解凍してから使用すること。凍ったまま巻くと、針金が肉に食い込まないので一度海に入れると針金が緩くなり、エサ外れの原因になります。
東京湾の最近の傾向を見ていると、活性の低い時に大羽イワシ(全長20㎝以上の大型のマイワシ)にアタリが集中するパターンがあります。
この大羽イワシはスーパーで手に入るのですが、大型ゆえ、テンヤに巻いた際に水の抵抗を大きく受けて身が崩れてしまいがちです。もし使う際は、アミノリキッドや旨〆ソルトで2日ほど身を締めた上での使用をオススメします。
エサ巻き
イワシの巻き方についてご紹介致します。
ここでは一般的なテンヤ(猛光太刀魚テンヤ )と小シルエットタイプ(猛追太刀魚テンヤ)の 2種類の巻き方を紹介します。
■一般的なテンヤの巻き方
■猛追太刀魚テンヤの巻き方
他にもショートシャンク(短軸)のテンヤなどでは、イワシの頭をカットして巻く方法もあります。基本は針の後端からイワシを出しすぎないこと。尻尾は2㎝ほど出すのがポイントです。
今日はここまで! ご覧いただきありがとうございました。
次回はいよいよ【釣り方編】です。お楽しみに!