どーも、大阪湾の釣果の安定に早くも秋を感じる西村豪太です!
ここ数回のブログアップは製品紹介がメインだったので、今回はひさびさにテクニック論を書いてみようと思います!
お付き合い下さいませ!
以前のGO太的タチウオマニアブログでタチウオのアタリについて深掘りさせていただきました。
「掛けることができるアタリ」と「掛けることができないアタリ」の判別
「掛けることができるアタリ」の種類
さらに伝わりづらいその擬音語www
かなり前のブログですので、お時間があればぜひこちらのブログをご覧ください!
今回はアタリがあってからのフッキングのタイミングについて深掘りしてみようと思います!
そもそもテンヤタチウオ創世期から数年前までは
「しっかりタチウオがテンヤに食いついてから(=大きなアタリが竿に出てから)アワセる」
と言われていましたし、私もそう教わった記憶があります。
当時の竿の感度を考えると今のテンヤタチウオ専用ロッドと比較するとどうしても悪く、大きなアタリしか穂先に表現しなかったように思います。
そういう意味ではしっかりと「掛けることのできるアタリ」を待つ、ということは理にかなっているのかもしれません。
(=結果的に掛かるアタリしか出ていなかった)
私は初めての方や経験の浅い方には未だにこの方法をオススメしています。
そして数年前から「即掛け(速掛け)」が流行しました。
アタリ=アワセというセンセーショナルなアワセのタイミングで、現代タチウオの先駆け的なスタイルだったように思います。
釣速の記事でも特集され、見様見真似でやってみた記憶があります!
正直、私程度の腕ではあんまり掛からなかった気もしますがwww
そしてその後(ここ数年)、私は以前のタチウオマニアで書かせていただいたとおり、掛けることができるアタリを判断して合わせるようになってきました。
温故知新、ある意味創世記の釣りに戻っているパターンですね。
ただ違うのはタックルの進化も手伝って
・小さなアタリや前アタリに気付けるようになった
・アタリの詳細をイメージしやすくなった
・アワセのレスポンスが良くなった
ことだと思います。
そういう意味ではタックルの進化は非常に大きいですね!
・テンヤの近くにタチウオがいるか?
・どんな形でテンヤにアタックしているか?
が判別しやすくなりました。
またテンヤタチウオ専用ロッドがフッキングを容易にしたことも大きな要因となったと思います。
「乗せる」じゃなくて「掛ける」、より能動的なフッキングが可能になりました。
・小さなアタリや前アタリに気付けるようになった
⇒これは感度の向上が大きいですね!
ダイワのロッドの場合は特にSMT(スーパーメタルトップ)が搭載され、驚くほど感度が良くなりました。
特に居食いのようなアタリを表現させると右に出るものはないと思います!
竿自体が軽くなったことや(今年発売の極鋭タチウオテンヤSP EX178は95g!)、リールシートの進化も感度の向上に貢献してくれています。
・アタリの詳細をイメージしやすくなった
⇒これまでは漠然と「アタリ」だったものが掛かるアタリか、掛からないアタリか、
さらに言うとそのアタリからどんな体勢でテンヤにアタックしているかイメージしやすくなりました。
・アワセのレスポンスが良くなった
⇒これはダイワが極鋭やメタリアで推奨した超先調子の攻撃的なロッドによるレスポンスアップです。
瞬間的なフッキングを可能にしました。
つまりただ闇雲に早合わせするのではなく、アタリを判断することで即掛けのアタリと聞き合わせのアタリ、さらに見逃すべきアタリを分けて捉えることができるようになったと考えます。
アタリごとにフッキングのタイミングを変える時代に突入したといっても過言ではありません。
掛かった → 掛ける → このアタリは掛ける
に変化したイメージですね(解りにくくてすいませんw)
次にフィールドに出るときはアタリの種類とフッキングのタイミングを意識して釣りをしてみると、タチウオマニアな次の扉を開くことができるかもしれませんよ!
ぜひチャレンジしてみてください!