今年のテンヤタチウオ・・・例年と何かが違う!!と思う山口です。なんやろ??笑
大阪湾にやって来るタチウオの来阪パターンは、播磨灘方面から、そして和歌山側からの2種類があり、例年は播磨灘方面からのタチウオ様のお越しにより神戸方面から始まる事が多いです。今年はその来阪の時期がどうやらズレ込んでいると思われます。
私も既に第3戦。既に今シーズンはドラゴンも捕獲しました(`・∀・´)エッヘン!!。そして2尾目のどじょうを探して柳の下をウロウロと今回も頑張りますww。今回は、泉南 岡田浦港の湊丸bayさんにお邪魔しました。
35リットルのクーラーボックスの中で6面真空+ウレタン断熱の最高保冷モデル。釣り友からの情報によると、このZSSシリーズは使用環境にもよりますが、氷を入れキッチリとフタを閉めて置いていると・・・なんと氷が融けるどころか、再氷結して魚の内臓が凍るらしい・・驚。また板氷などを入れて置いておくと、2日ぐらい氷がそのまま残っていたりするらしい・・。この灼熱地獄の夏用に導入してみました。デザインも凄くカッコ良くて一目惚れ。これで熱中症知らずなハズ・・・皆様もくれぐれも多めの飲み物のご用意を・・・・。
そして、今日は湊丸bayへ乗り込むと・・・何度かお見かけしたことが有る方が数人・・・。そうキングバトルでセミファイナルや、ファイナルでお会いしたスゴ腕さんがいっぱいです。気温も高いですが、そちらの熱気もムンムン。既にタチウオマニアを毎日のようにご覧になって下さっており「ドラゴン捕獲されたのですよね?」とお声も掛けて頂きましたので、どや顔で反応させて頂きました(笑)
そして湊丸bayは6時出船。本日の月齢は8の小潮です。潮回り的には期待できます。
神戸沖に向かう途中も、流木やゴミがいっぱいです。あの大雨からは既に2週間たっているのに・・。海だけでなく、私の住む近所の川も未だに濁っています。今回の災害の大きさを痛感します。その川の水が海に流れ込むので、当然海は濁っている状態です。今日も神戸沖は随分良くはなっているものの、やはり通常の状態ではない事が認識できます。
そして、6時50分 神戸沖 水深65mで釣り開始。
ベイト反応は上々。少し底からは浮いている様子。誘いはいつもの1.5m刻み。そして、今回も底から丁寧に探っていく。私的には、少し浮いた中層から探りたいが、私のタチウオアンテナがまだシーズン初期で不安定な為(笑)底からじっくり探ります。
そして、船中1尾目は直ぐに・・・。「おおっ、これは今日は楽勝?」と思いましたが、シーズン初期の気難しいタチウオ様は相変わらずご機嫌斜めな様子です。
私の誘いの感覚もまだ本格始動ではないので、じっくり丁寧を心がけ微速巻きを多用しながら確認作業をこなして行きます。
最近の私のブームはこのケイムラ白夜光。濁り潮や7.8.9月の時期は威力を発揮しそうです。このデザインが気に入ったので今季はこのカラーを使いこんでみようと思っています。やはり、仕掛けと言うのは純粋な性能も大切ですが、自分自身が『必ず釣れる』と言う思い込みが実は一番大切だったりします。自信が有ると、誘いのリズムが良くなったりして良い結果を生む事が多い。先日のドラゴンさんもこのテンヤでした。
濁りは有るもののベタ凪で、小さなアタリも確実にキャッチ出来そうな雰囲気なのですが・・・、どうやら軽い二枚潮なのか?アタリが若干取りずらい・・・、なんと仕掛けを回収するといつの間にかイワシが・・・(^_^;)
そして、そんな時は私は迷わず誘いの中に微速巻きを加えます。キツメのラインテンションを加える事で、小さなアタリもキャッチしやすくなります。そして、この釣り方は極鋭EXの最も得意とする釣りではないか?と考えています。
そうそう、忘れていました。なんと本日、乗船された7名の釣り師。そして、その内5名が極鋭タチウオテンヤSP EXを使用。神戸沖へ向かうキャビンで「マジで??」と驚きが隠せませんでした(;´Д`)。皆様、どうやらタチウオ様に魅せられているようですww。まさにイリュージョンww。
そして、私は微速巻きを交えながら時折軽く竿をあおり、テンヤのバランスを崩させてタチウオ様に食わせるタイミングを作ります。
底から丁寧に探っていると、微速巻き中に「コン」とまず一回。でも本日はコレで終了です。後追いナシ。ですので、私は追いなしを確認後すぐに軽く竿をあおり、トリッキーな動きをさせると「ふぁぁ」とSMTの穂先がノーテンション。そして合わせ!!
やっとの事で掛けました。サイズ的には大きくも無いですが、最初の一尾なので慎重に慎重に・・・・。
横で釣る、湊丸BAYの中乗りK氏は結構ド派手な誘い・・・アタリも少ない様子。特にシーズン初期はこういう時に選択を迷います。
私は最初は微速巻きをメインに・・・そして、一度「コツン」と来た後にリアクションと、食性の『強』のスイッチを入れる作戦に・・・。しかし、やはり思い通りの結果も出ません。
実はこういうタチウオのようなフィッシュイーターと言う魚は、餌となる小魚が平常心でゆうゆう泳いでいる時に突然襲うような事よりも、小魚が急に方向転換した際や危険を感じて逃げようとした際に、飛び掛かる(逃がさない!と言う意識が働くのでは?)事が多いのです。
また、他のタチウオが餌を捕食しだすと、それに連られて突然スイッチが入ったりします。俗に言う「時合い」というものです。ですので、釣り人側と言うのは、この魚の反射食いを狙って誘いを掛けると大きなアタリが出たりします。でも本当に渋い時、もしくは魚が少ない時はじっくり餌を見せ、ゆっくり追わせて狙う事も選択肢の一つです。
2尾目は、微速巻き中に小さく「フニャー―」と言う感じで重みが乗る。その後、小さく「コツ」と。しかし、食い込みは全くなし。そして私は聞き合わせるように、ロッドをゆっくり上に上げると若干の重み・・・そしてフッキングするも失敗。一呼吸おいて、もう一度誘うと、「コツッ」と再度来たので、テンヤの重みを魚に乗せる感じでラインを弛ませると、またノーテンション。そしてフッキング成功!!小さいながらも2尾目。
しかし、一尾釣れてもアタリは連発する事もなく、厄介です。
そして、微速巻きを続けていると、不意の大きなアタリが来るも、なんと口がフックに付いたまま、口が取れ魚はサヨオナラ(;^ω^)。時間を追うごとにアタリも薄くなって行きます。
裏側に座るN氏がHIT!時折ポツポツと釣れる程度・・・・。分かってはいましたが、非常に厳しいです
そして、私にも久々のアタリ・・・やはり微速巻き中です。そして今回は少し良いサイズ・・・・
10時を回ると当たりは皆無に・・・。そして、上潮がドンドン速くなり・・・ラインがビュー――と流れていきます。こうなると当たっても掛ける事は厳しく・・・アタリすら分からなくなります。
結局、12時の納竿まで、潮の走りは収まらず帰路につきました。
帰る頃には夏の午後特有の南風も吹き出し・・・。先日はこの南風に泣かされた事を思い出しました(;´Д`)
帰りに9/16【日】に行われるタチウオパーティの話に・・・今日ご一緒した仲間の中橋氏や、今日お会いしたN氏も参加されるとの事・・・。今年は色々なメーカー様がいろんな形式の大会を催すようで、本当にこのテンヤタチウオ釣りの広がりが実感できますね。アングラーとしては選択肢が増え、本当に良い事だと思います。
ダイワ タチウオパーティはまだまだ参加者募集中のようです。
帰宅後、本日釣れたター様2尾を久々に炙りの刺身で戴きました。