はじめまして。
この度タチウオマニアの仲間入りさせていただくことになりましたオーナーばりスタッフの今永航汰です。
幼少期より釣りの魅力にのめり込み、気が付けば釣り中心の生活を送り続け現在27歳。
タチウオテンヤはもちろんのこと、イカメタルやタイラバ、ジギングなどのソルトからヘラやワカサギまで四季折々あらゆる釣りを楽しんでおります。
たくさんの釣りに挑戦してきましたが、中でもハマっているのがやっぱりタチウオテンヤ。エサ釣りなのにルアーっぽい、簡単だけど奥深く難しい、そんな太刀魚に翻弄されっぱなしの時期が一番楽しみでなりません。
自己紹介もほどほどに。
私が大阪湾タチウオKINGバトルに参加したのは2018年大会。運よく予選は通過できたものの、セミファイナルでは手も足も出ず敗退。悔しい思いをしたのを鮮明に覚えています。
2019年大会に向け、自分の得意とするスタイルをまず確立し、それをベースにその日その日に対応できる技術を身に着けようと心がけておりました。
私なりに考えた結果、『とにかくアタリを出し、掛けに特化する』こと。ここにたどり着きました。
そして、ある程度自分なりの答えが出て臨んだ2019年セミファイナル。
前日までの好釣果が嘘のように喰いが落ち、低活性状態の中、ジャークを抑えたスローな釣りを展開する方が多かったかと思います。
しかし、その中私は自分のスタイルを貫きました。
そのスタイルこそが先日の2019年大阪湾タチウオKINGバトル準優勝角井さんのレポート中にもご紹介いただきました『今永ジャーク』です。
ちなみに命名してくださったのは船釣り、タチウオ釣りではおなじみの三石忍さんです。
一体どんな誘いなのかと言いますと、
ハンドル半回転~1回転&ジャーク×2回(高速)+ステイ2秒~5秒
基本的には今永ジャークとはこれだけです。
このジャークのみで狙いの棚を探り切るときもあれば、このジャーク+ストップアンドゴーやフォールなどを織り交ぜたコンビネーションにしてみたりとその辺は臨機応変に・・・。
そしてアタリがあれば、基本的には全て即アワセです。
このジャークと即アワセをすることによるメリットは…
①多くのタチウオの群れの中でも、特にやる気のある高活性個体に狙いを絞り、テンポの速い釣りが展開できる
②魚はいるけれども口を使わない低活性時に、魚の本能を利用したリアクションバイトを誘発できる
③追いのない時or追いの距離が短い時にも、即アワセ、即掛けをすることでフッキングチャンスを増やす。またフッキングに失敗した際にも初アタリでテンヤを逃がしているため、リアクションバイトを誘発しやすくなり、2次チャンスの可能性がある
④エサへのダメージを最小限に抑えられるため、手返しよく釣りができる
2019年セミファイナルに関しては、上記の②が特に当てはまったかと思います。
半分博打的な釣りにはなりますが、ハマれば爆発的な釣果が出せる釣り方であると思います。
これがセミファイナル36匹トップ通過できた全てです。
ちなみに、このジャークと即アワセのデメリットは…
①掛かり所が浅くなるため、バラシのリスクが増える
②手首への負担が大きく、また即アワセのため、常に集中力を要し、神経がすり減ります(今永ジャークによる腱鞘炎にはご注意を…)
角井さんのユンケルではありませんが、湿布のご用意をお忘れなく(笑)
ちなみに私のメインタックルは、
ロッド:サーベルマスター X TUNE TENYA 91H160(シマノ)
リール:フォースマスター400 (シマノ)
ライン:PE JIGGER ULT 8本組 (サンライン)2号+リーダーフロロ8号
テンヤ:掛獲船太刀魚テンヤ(オーナーばり)
ロッドに関しては、強烈な高速ジャークを行いやすいよう硬い調子かつショートロッドを愛用しております。
またテンヤに関しては、即掛けしやすいよう(フッキングパワーが伝わりやすい)水切れの良い薄型ヘッドかつハリのたわみが少ないものをおすすめいたします。
と、ここまで偉そうに書いてきましたが、ファイナルステージは7位に終わってしまいました…。
より状況にアジャストした釣りを展開するべきだったのでしょうけれども、技量不足で対応しきれませんでした。
表彰台に上がられたお三方、本当におめでとうございます。
チーム20代 リーダーヤマシタ社櫻井さん、2019年準優勝角井さんお疲れ様でした!
また、チーム20代メンバー絶賛大募集中です!
私たちが20代であるうちに是非ご加入ください笑(あと数年したらチーム30代になります・・・。)
これからもタチウオテンヤの魅力を多くの方にお伝えするとともに釣果アップにつながる製品造りに励んでいきたいと思います。
今後ともよろしくお願い致します。