タチウオマニアのみなさん、こんにちわ。今回は太刀魚料理の紹介第1弾として、まずはお造りです。
ひと口にお造りと言っても部位、切り方やひと手間で味や食感がいろいろ楽しめます。今回は写真のような5種類の造り方で盛り付けてみました。
①縁側
②皮無し縦切り
③炙り
④銀皮造り
⑤皮無しそぎ切り
縁側
タチウオの縁側は、3枚に下ろし、ヒレ骨の身の部分だけを切り取って造りにします。
縁側の部分は、食間と脂の乗りが他の部位とは違うので切り分けることでひと味違う造りを楽しめます。
皮無しの縦切り
3枚に下ろし、タチウオの皮を引きます。
4本に分かれる身にそって縦に切り、お好みの長さでカットします。
炙り
3枚に下ろした身を、皮を引かず、皮目を上にしてバーナーで炙り、冷やしてからカット。
皮付きのままスライスして造りにしてからバーナーで炙ってもOKです。
ポイントは、バーナーの炎を動かし過ぎないこと。動かし過ぎるとゆっくり火が入ってしまい、身を加熱しすぎてしまうので注意。
銀皮造り
その名のとおり、皮&銀箔を付けたまま造りにする方法です。
皮は大きく切ると硬く食べ辛いので、皮目が多い切り方をする場合には、皮目に隠し包丁で細かく切れ目を入れると食べやすくなりますよ。
皮無しそぎ切り
3枚にした身を皮を下にして置きます。包丁を大胆にねかし削ぎ切りします。
そぎ切りにした造りを皮と身のギリギリ部分で皮目を削ぎ落とします。
このやり方なら、皮を引くのが苦手な方でも皮なしの造りを作れますよ。