この時期になると、サンマを月間40尾ぐらいは釣りに使うので、食卓にサンマが出ると餌にしか見えず、ツワリのような吐き気が・・・山口です。妊娠したかもです (笑)
最近船に乗ると、本当にサンマを使用する方が、半分近く・・・・。それも船でイワシが無料で用意されてるにも関わらず。物凄い認知度です。ちなみに大阪湾タチウオテンヤにおけるサンマの使用(枝針は違います)をもともと始めたのは、私が知る限りではタチウオキングバトル初代winnerのF氏のお友達のN氏が使い始め、F氏が有名になり広まったと私は認識しています。今では、多くの方がその有効性をご存知だと思います。
何より、餌もちが断然upします。ただ、この餌もちと言うのは1切れで3尾も4尾も釣れると言う餌持ちの良さではなく、イワシの使用時なら数回当たると「餌なくなったのでは??」と不安になり誘いが不安定になったり、「上げようか?それとも粘ろうか?」と疑心暗鬼になる感覚をサンマ餌は解消してくれます。1尾のタチウオを釣れるまでは餌なんて気にしなくてよい!!と精神的な安定感が出ます。
サンマの有効性については、動画も有りますので一度ご覧ください(リンク有り)。この動画は、フッキングミス連発の画像を集めて、サンマ餌の餌もちの良さについてのご参考になれば・・と思い編集しました。思いっきりフッキングミス連発の動画です(笑)
今回は私の切り身の方法についてです。あくまで私の方法ですのでご参考程度ですが・・・。まずは購入した生サンマを冷凍にします。次に解凍してシャーベット状の時に捌き始めます。若干凍ってる時が一番捌きやすく、綺麗に出来上がるからです。ここで注意点は触ってまだ硬い時に捌くと包丁が滑り、手を大けがします。私も一度深めに切った経験が有ります。
このように片身から2切れの身を取り出します。また残った尻尾付近の身は置いておき、テンヤの餌針の一番前につけて、身に厚みを持たせます。
最後にタッパーに約8尾分(32切れ)を2段重ね(間にクッキングシートを敷き)完成です。結構綺麗でしょ~ピカピカに光ってます。上から軽く塩を振り、冷凍庫へ・・・。約8尾、安い時で800円~1000円ぐらいです。
ここで注意点が・・・船宿さんによっては、サンマ餌を禁止しているところも有ります。切り方によって、また付け方によって水の抵抗が変わりオマツリの原因になるからです。実際、その辺りは気を付けないと、凄く長い切り身の方や、テンヤのヘッドから身が大きくはみ出るようなグルグル巻きをしている方は、明らかに水の抵抗に差が有るので、ひどいオマツリの原因になる可能性も有るのでお気を付けください。サンマ使用にあたっては船宿さんにも必ずご確認の上で、ご使用ください。
このように尻尾が中央に出来るだけ来るように、私の切り方の場合は若干斜めに向けてテンヤにくくり付けます。
ただサンマ餌とイワシ!実際どっちが初期アタリが多い!!と聞かれれば、私の感覚ではイワシです。特に潮の大きな日、またシーズン初期はその傾向が顕著に出る時も多いですが、アタリ連発の高活性になると断然サンマが数を釣るには優位になると思われます。
最後にサンマを捌くと夏の時期などはゴミが異臭を放つので、私は内臓などを袋に入れて冷凍室に・・。そしてゴミの日の朝にゴミ袋に入れて集積場所へ。コレはサンマだけでなくすべての魚に有効なので超おススメです。