GO太的 数釣りのためのやり取りテクニック!
皆さんこんにちは、先日のタチウオパーティーの不甲斐ない釣果を今も引きずっている西村GO太です!w
このブログをご覧いただいている方の中にもご参加頂いた方がおられるかと思いますが、いや~本当に盛り上がりましたね!!!
そしてめちゃめちゃ難しかったですねwww
一流しだけバリバリのタイミングがありましたが、それ以外の流しは本当にアタリを出せない・・・泣
ジャーク&スロー釣法、電動ズル巻き釣法、リアクション釣法、普段使わないロングポーズまで駆使しましたが、自分の未熟さを痛感するばかりでしたw
普段えらそうなこと言って本当にすいません 泣泣泣
さて、そんな中でも上記の通り一流しだけバリバリの流しがあり、その流しだけでいえば船中でもトップクラスの釣果を出すことができたと思います!
一日通してで6匹しか釣れなかったのですが、その20分ほどの流しで5匹ゲット!
(逆にいうとそれ以外の時間は1匹しか釣ってません、はい、ポンコツです・・・w)
近年のタチウオ釣りは大会を代表されるように数釣りを意識することが多いと思いますが、やはり安定して数を釣るためには様々なテクニックがあります。
そんな中でも魚を掛けてからのやり取り(ファイト)も非常に大切で、釣果を、特に数を多く上げるには非常に重要なファクターであると考えています。
今回はGO太的な「やり取りの妙」をお伝えしようと思います!
数釣りのためのやり取りテクニック!
それでは「やり取り」とはどこからどこまでをいうでしょうか?
GO太的には「巻き始めてから 船中にタチウオを取り込むまで」だと考えています。
釣速紙面や先日の船タチウオゲームDVDなどの媒体では割とタチウオを掛けるまでの話がフューチャーされており、意外と語られていない部分がこのやり取りの部分ではないでしょうか。
まずは私の場合のやり取りをお伝えしようと思います。
フッキング後、タチウオの強い締め込みが緩むかどうかのタイミングでシーボーグ200J-LのJOGパワーレバーをONにします。
あまり強い締め込み中に巻上げをはじめると身切れのリスクが高まるためタイミングの見極めが必要ですね。
(極端に強い引き合いをするとその場でバレる、または針穴が広がり巻上げ中や取り込み時にバレる)
その後タチウオのサイズや暴れ方に応じてJOGパワーレバーのダイヤルを調整します。
イメージは以下の通り!
- 平均巻上げ時 : 20前後
- タチウオのサイズが小さい場合 : 25前後
- タチウオのサイズが大きい場合 : 18前後
これが私の基本的な巻上げスピードになります。
極端にタチウオが小さい場合はMAXスピードで巻き上げる場合も少なくありません。
そしてやり取り時に強い締め込みがあった場合はJOGパワーレバーを緩めて対応します。
しかし、どんなに強く締め込んでも完全に止める(0にする)ことはせず、ジワジワでも巻き上げるようにしています。
これはヘッドと針が直結されているテンヤの性質上バレやすい構造のため、テンションを絶対に抜かないための努力と思ってください。
私はフッキング重視するためにドラグの設定は基本フルロック状態です。
そのためしっかりとJOGパワーレバーで対応しなければバレのリスクは高まりすし、そういう意味では私の釣りには操作しやすいシーボーグ200J-Lがなくてはなりません。
よく「タチウオをフッキングするまではロッドの仕事、やり取りはリールの仕事」という話をしますが、信頼できるリールが自分のやり取りを支えてくれていると思っています。
その他考慮することとしてはタチウオの暴れ方です。
同じサイズのタチウオでもフッキング後ややり取り中に暴れるタチウオとそうでないタチウオがいると思います。
デカイ!と思ったのに上げると意外と小さい・・・、的なwww
この差は針掛かりの場所や深さだと考えています。
いい場所に、または深くフッキングしているタチウオは比較的暴れません。
それは針掛かりによってタチウオ自身の動きが固定(制約)されるからだと思います。
逆にいうと、暴れるタチウオはフッキングの場所が悪いか、針掛かり浅いと考えます。
タチウオも「これなら逃げられる!!」と思っているんですかねぇwww
これをやり取りに反映させるとすると
- おとなしいタチウオ → より早く巻き上げてもバレにくい → プラス3ダイヤル 早く巻き上げる
- 暴れるタチウオ → よりゆっくり巻上げないとバレる → マイナス3ダイヤル ゆっくり巻き上げる
として考えればより効率的なやり取りが可能になると思います。
そして水面が近づき電動巻きがスローになると手巻きでフォローを入れて水面までタチウオを浮かせます。
ここで取り込みとなりますが、タチウオはここでのバレが非常に多いように感じます。
タチウオアングラーのほぼ全員がここで泣いた経験があるはずですねw
これは上記の通り針にヘッド(錘)が直接ついているテンヤの構造上ある程度背負わざるをえないリスクです。
固定タイラバと遊動タイラバのバラシの差をイメージしていただければよりイメージが沸くのではないでしょうか。
ではどうすればいいのか?
ずばり「短時間で取り込むこと と テンションを抜かないこと!」です!
(当たり前のことを堂々とスイマセン・・・w)
まず取り込みは時間を掛ければ掛けるほどリスクが高まります。
タチウオが暴れる可能性が高まる、針穴が広がる、周りのアングラーと絡まるなど、短時間での取り込みはリスクを抑える最善の方法です。
そしてテンションを抜かないことを私はもっとも意識しています。
これには練習あるのみで、私の場合は
- 電動巻きがスローになったら左手でリールを巻いてフォローする
- 穂先からタチウオまでの距離を毎回一定にして水面までタチウオを浮かせる
- 竿を持っている右手を後ろに引き、上半身を下げて極力タチウオに近い位置を左手でリーダーをつかむ(エリアトラウト取り込み時のイメージ)
- テンションを抜かないように抜き上げる
- 周りのアングラーに注意しながらタチウオをつかむ、または床に置く
というルーティンで取り込んでいます。
逆にいえば上手いアングラーほどキレイな取り込みをしており、スマートに見えると思いますよ。
ここまで長々と書いてきましたが、
「当たり前のことばっかりやないか!!!」
というお叱りも受けそうですねw
でも「意識してする動作」と「意識せずにする動作」は違うものになると思います。
最終的には意識せずに100点のパフォーマンスを発揮できることがベストですが(はたしてそんな日は来るのか?w)、そうなるまでは私は色々な気付きを意識しながらの動作を心がけたいと思います!
いよいよテンヤタチウオも終盤戦が見えてきました!
同様にタチウオキングバトルも決勝戦を残すばかりです!
今年はどんなドラマが待っているのか!?
今期私は大人の事情もあり残念ながら参加できませんでしたが、決勝戦に進出された皆様の健闘を祈念したいと思います!
みなさ~ん、がんばってくださいね~!(ひとごとw)