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山口的・・・2018大阪湾タチウオキングバトル決勝【待ちに待ったXデー】


使用するテンヤは好調だった前半戦と同じく・・・

テンヤ:ダイワ 快適船タチウオテンヤSS

水深は90~100m。底から丁寧に探ると・・・底から20m程で小さく「トン」と食い上げる。思いっきりフッキングするも失敗。そして再度誘うとまたまたアタリ有りでフッキング!そして失敗。その後も追いは激しいのに全く掛かりません。さっきまでが嘘のように掛かりません。

そして、微速巻きを入れて誘うと今度は当たりません。フッキングミスばかりしている内に、両隣りは爆釣・・・(^_^;)みるみる内に離されて行きます。

そして私は焦りもMAX。そして悪い癖が顔を出し始める。掛けた魚はバラシまくり・・そして掛かっても無いのにシーボーグの巻き上げを開始したりと・・・。

余りに掛かりが悪いので、こんな時こそあのテンヤ投入

そう、船快適タチウオテンヤSS 早掛けSPです

やはり、投入すると直ぐにアタリあり・・そしてバッチリ掛る!!嘘のようです。そして慎重に巻き上げますがあと15mの所でバラス・・・(^_^;)

そしてここは水深90m越え、本当に手返しの面と焦りからすべてが悪循環しています。

しかし、救いは横に座る忍姉さんと鈴木さんが超はしゃぎながらワーワー言いながらの釣りで船上大盛り上がり・・・。この方達、最高に面白ろすぎです。ただ、私は調子が上がらずそんな余裕もなく…冷や汗全開(笑)

完全に自爆パターンです。そして、途中からあまりにパチンと弾いたりするアタリも多くなり出したので、こちらのタックルにチェンジ。

ロッド:ダイワ 極鋭タチウオテンヤSP EX AGS 178 
リール:ダイワ シーボーグ200J

その後はバラシは少なくなりましたが・・・今度は完全にアタリ棚を見失いました。水深は130m。私は底から30m程をくまなく何度も探しましたが、後で聞くとこの時は80~90mで良く当たっていたらしいです(笑)

ただ救いは事前の天気予報とは裏腹に、気温も高く雨もなし、本当に釣りやすい気候で、最高に楽しめました。

右横のハヤブサレディの鈴木様はかなりのハイペースで釣り上げていますが、フッキングが決まるたびに私の方を見て「どや顔」連発なんですよ(◎_◎;)

私は棚迷子になっていたので、思わず棚を聞こうかと本気で悩みました(笑)(笑)

そしてラスト30分。私は相変わらずフッキングの手が合わずフッキングミスを連発。やはり最後は私の右腕である極鋭タチウオテンヤSP197AGSに再度持ち替え釣りを楽しみました。

すると・・・・・フォール中に「ドドド・・・」とあの引きが・・・・

昨日に引き続き、サワラ君登場。釣りニューススタッフのM氏がわざわざタモまで持って来て下さりネットイン。有難うございました。

正直、その時にはトップとは随分離れているのは自覚していたので、タイムロスになりますが逆に掛かってくれたサワラに感謝です(昨日のサワラは塩焼きで食べましたが最高に美味しかったですw)最高のお土産になりました。

ラスト5分。もう優勝圏外なのはハッキリ認識していましたが、特に今年の苦労した予選、セミファイナルの事を思い出したり、昨日に釣り友からTELを戴き本気の励ましも戴き、そしてある船長からのエールも戴き、感慨深い中での最後の釣りでした。

そして最後の最後にも右腕の極鋭197AGSが小さなアタリを捉え、綺麗にフックアップ。これぞ!即掛けの釣り!という掛かり方で最高のフィニッシュでした。

そして、終了の合図と共に静かに私の今年のTKBも終了でした。

後半は不甲斐ない釣りを展開しましたが、出来る事はしましたので、そんなに落ち込むこともなく帰りは大切な仲間とキャビンで談笑

服に仕込んだタチウオも若干寂しそう??www

山口 武久 投稿者の記事一覧

大阪湾のテンヤタチウオをこよなく愛し、即掛けスタイルを得意とする超マニアックタチウオハンター。大阪湾タチウオKINGバトル2014決勝大会3位入賞、2013年度、2015年度、2017年度、2018年度ファイナリスト。2018タチウオ甲子園(数部門)準優勝