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大阪湾タチウオキングバトル2023ファイナル!

優勝の11代目タチウオKING、小牟田俊寿さんは、総合釣果39匹。

タックルは、

ロッド(メイン/サブ):極鋭タチウオテンヤSP EX 82-174(ダイワ)

リール(メイン/サブ):フォースマスター400DH(シマノ)

前半はアタリが少なかったので、アタリを出しに行くことを優先してタングステンのテンヤを使用し、エサは軽く締めたイワシ(締めすぎてないもの)を使用。

タナは、探見丸に映りがあったらその下のほうから上げていって、アタリがあれば追わせて極力大きいアタリを掛けていく釣りをしました。前半終了際に1匹規定サイズをタングステンのテンヤで獲れました。

今日はショートシャンクを使わず、シャンクの長いテンヤで小さい個体が掛かりにくいように意識。

後半は群れが濃くなってアタリが増えてきたので、シルエットの大きいノーマルテンヤ+『中羽』サイズの通常より大きめのイワシの組み合わせでシルエットを大きくしました。

釣り方は前半と同じく追わせて追わせて…という釣り。イワシは塩、アミノ酸、エビ粉、ニンニクに漬けたものでサンマを締めるのに流行っているやつをそのままイワシに流用。

タナは探見丸の映りに従順でしたが、前日のプラでよく釣れたこと、負わせるストロークを獲るために極力下のほうから攻めるのを意識。

エサをイワシにしたのはよかったと思します。また、大きめのエサを使うことで追わせてもエサが残ることが重要と考えました。

皮の分厚い中羽ぐらいのイワシを使うと、小さいタチウオのアタリなら、歯形だけで、エサが残る。ただ大羽にするとアタリが出にくくなるし、という感じで中羽イワシを使いました。

ルールや大会の在り方については、今後また再考の余地等ありそうに個人的には考えますが、ともあれ、今年も無事に年を越すことができそうです。

予選から参加いただいた皆様、スタッフ一同の皆様、協賛各社の皆様、船長さんたち、本当にお疲れさまでした!

可児 宗元 投稿者の記事一覧

フィッシングライター。数年前に大阪湾のテンヤタチウオの魅力にハマり、2013年に大阪湾タチウオKINGバトルを発足。以来テンヤタチウオ関連の執筆、普及に勤しむ。タチウオマニア編集長。『釣場速報』元副編集長。朝日カルチャーセンター非常勤講師。月刊『つり人』、サンケイスポーツなどに執筆中。