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2018年シーズン開幕へ向けて〜餌の準備編~

来週のタチウオ開幕戦に向けて、毎日のようにタックルを眺め準備に余念のない山口です。

本当なら先週が開幕戦の予定でしたが、あの台風と大雨により当然中止。わが町でも河川の氾濫危険水位を越え避難指示が出たり、あちこちの道路が封鎖・・・。自然の怖さを痛感、テレビで観ていると中国地方の被害の甚大さに言葉を失ってしまいました。心よりお見舞い申し上げます。

さて、来週に迫った2018年テンヤタチウオ開幕戦。例年の事ですが、シーズンの初めに困る事・・・。それは餌の準備です。

私はサンマを好んで使う傾向に有りますが、特に最近はサンマが不漁・・。手に入りにくく、高価です。先日、初セリのサンマ新ものがナント1尾4000円を超えたようです。餌の値段で狙いのタチウオがドラゴン2尾ぐらい買えます。

そして昨日から近所のスーパーにTELしてサンマの在庫確認。2軒目で有りましたよww。

それも大サイズ。解凍物の生さんま。一尾100円。一度凍らせてからシャーベット状態で捌きます。そうすることによって臭いも少なく、また身も綺麗なまま捌けます。

テンヤタチウオにおけるサンマ餌の優位性については・・・こちらの簡単な動画を見て頂けると分かりやすいかと思います【リンクあり】。

今シーズンもサンマをメインに考えています。

 

頭を落し、三枚に下ろします。そして、片身を2つに切ります。切ったものを塩水で洗います。

粗塩を入れ、塩水を作っておき、浸けていきます。

何故?塩水で洗うのか??

実はサンマの内臓はもの凄い異臭を放ちます。手だけでなくリールやロッドも・・・キョーレツな臭いが・・・(^_^;)また、サンマの脂で手が非常に滑ったりします。それどころか床に落ちると足元もツルツルで転んだ経験もあります。よく内臓はそのままの方がよく当たると言う方もいますが、臭いと滑りのリスクが高いので私は程よく脂は洗い流します。

そして、水を切ってタッパに詰めていきます。

一段目に4尾分。そしてクッキングシートを敷いて、二段目を4尾分重ねます。

約8尾分でこのような感じになります。キラキラに光っています。これで準備万端です。

これを再度、凍らせて現場に持参します。

 

山口 武久 投稿者の記事一覧

大阪湾のテンヤタチウオをこよなく愛し、即掛けスタイルを得意とする超マニアックタチウオハンター。大阪湾タチウオKINGバトル2014決勝大会3位入賞、2013年度、2015年度、2017年度、2018年度ファイナリスト。2018タチウオ甲子園(数部門)準優勝

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