東京湾テンヤタチウオ入門【エサ/エサ巻き編】
エサ
エサはイワシを使用します。種類はマイワシが一般的で、15cm程のサイズが各社テンヤのサイズに合っていて最も使い勝手が良いです。
テンヤタチウオでイワシエサに求められるのは一に鮮度です。
古くなったイワシだと、針金で巻くだけでお腹が割れてグズグズになってしまったり、水中の誘いや回収の水圧だけでも崩れてしまい、手返しが悪くなります。スーパーで売っている生食用のイワシ、マルキユーのギュッとイワシなどの加工イワシエサがオススメです。
多少鮮度の劣るイワシエサの場合は、マルキユーのアミノリキッドや旨〆ソルトなど、エサ締め用のアイテムで水分を抜いて持ちを良くする工夫をすると釣果アップに繋がります。
また、冷凍イワシは必ず解凍してから使用すること。凍ったまま巻くと、針金が肉に食い込まないので一度海に入れると針金が緩くなり、エサ外れの原因になります。
東京湾の最近の傾向を見ていると、活性の低い時に大羽イワシ(全長20㎝以上の大型のマイワシ)にアタリが集中するパターンがあります。
この大羽イワシはスーパーで手に入るのですが、大型ゆえ、テンヤに巻いた際に水の抵抗を大きく受けて身が崩れてしまいがちです。もし使う際は、アミノリキッドや旨〆ソルトで2日ほど身を締めた上での使用をオススメします。