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瀬戸内のテンヤタチウオ事情【ポイント編】

小さな海釜がポイント

大阪湾では由良瀬戸や明石海峡などの大規模な海峡中央型の海釜(かいふ:潮流により海底が侵食されたり、砂泥の堆積が妨げられたりして形成された窪地)周りがタチウオポイントなっていますが、瀬戸内でも、同じく海釜周りがポイントになっている所が多いです。ただ、規模は大阪湾に比べると圧倒的に小さいです。特に中央部の燧灘・備後灘は他のエリアに比べても小さい傾向があります。

ここは岬の沖にある海釜がポイントになっている所です。およそ500m×1,000mの海釜ですが、ここでの当たりダナは50m前後のことが多く、なおかつ船を潮流に乗せて流すため、実際のポイントの範囲はかなり狭くなります。

そのため、多くの船が集まると、上写真のように大混雑し、大阪湾ではありえないほどに船が接近します。先日の釣行では、なんと隣の船の方とオマツリをしてしまいました。

大西 勝 投稿者の記事一覧

岡山県在住で瀬戸内エリアのテンヤタチウオに精通し、近年は大阪湾にも足繁く通う。大阪湾タチウオKINGバトルの2017年度大会では初出場で準優勝、2018年度大会で3位入賞の超実力派アングラー

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