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シーズナルパターン炸裂 in 神戸沖 第13戦

先週辺りから、膝に違和感が・・・どうやら水が溜まってると思われる山口ですww。釣りに行くより、病院行かなきゃ~ (笑)

とうとう8月も終わりですね、最終日の31日に大阪北港マリーナのうみづり家さんへ(←リンク有り)。

釣座は右舷トモ、後ろ向きに釣りをする席です。この席は初めて座ります。朝一番にまず確認事項を・・・・。もうこれ以上竿を振り上げて愛用の竿、極鋭テンヤタチウオ197AGSを折りたくはないので、まずは確認。暴れん坊の極鋭ちゃんには予選までは、大人しくしてて欲しいと願いますww。

直ぐ上にはスパンカーのロープが・・・・大丈夫そうだが、正直怖いww。そんなこんなで、今日は若干斜めにフッキングすることを決定ww。フッキングの素振りをしたりして・・・笑 5時20分、出船。

夏も終わりを迎えようとしており、朝の気温も随分低くなり、過ごしやすくなりました。朝日に本日の爆釣祈願を・・・。今日は数日後に行われる、タチウオキングバトル予選会 in うみづり家さんの練習も兼ねています。

 

6時30分、神戸沖。水深72mで釣り開始です。よーーーく見ると・・・海に浮遊物が相当浮いています。この時期はいつもこんな感じですが、例年と違うのは当たる棚が、底付近が多い事です。しかし私の予想は、「そろそろ??、そろそろ??」と浮いた魚に毎回のように狙いをつけます。

私は基本、底付近の釣りより中層の棚を見つけるのが大好きなのです、ある意味この釣りの醍醐味は当たり棚をいかに早く見つけるか?にかかっていると言っても良いのではないでしょうか。ですので、最初から底は取らず。水深55mぐらいから棚を探します。なんと、水深45mで早速アタリ有り!!竿に重みも乗る・・・・キラッ。うみづり家さんはファーストhit賞は1000円割引券を頂けます。当たりの速さは間違いなくファースト。心臓がバクバク言いながら・・・フッキング・・・・失敗(;´・ω・)すかさず、次の誘いを掛けると・・・また当たる!!もちろんフッキングするもまたハズレ!!

取りあえず・・・掛からん(;´・ω・)今日も大阪湾イチの人気者のター様にどうやら振り回されそうです。

1尾目は6:41 底から26m。どうやらかなり浮いている様子。いつもの1.5mを三回に分けてのワンピッチの誘いから、ステイ、もう一度誘おうをしたら・・・重みが・・・そのままフッキング。なんとも釣った感のない一尾目です。でも、周りには「私、掛けましたよ」って感じのどや顔炸裂ww

その後も、棚は20m以上の上を保っています。ただター様の個体が小さいと思われ、全然掛かりません。フッキングミス連発です。でも、その直後に「今のは誘いやで!」みたいに周りを見渡しますww。釣れても本当に小さいです。

私の横の席で釣る常連のI氏と小さい選手権も開催~ww。

どんだけ小さいねんっ!!笑。そりゃフッキングで掛からないハズです。今日の前半はこのサイズオンパレード。ミヨシのジギングの方々は、ポンポン釣れています。私にもアタリは来るのです・・・でも掛けられません。

こんな時は、微速巻きのみの誘いでター様に勝手に掛かって頂く釣りも有効です。・・・が、私その釣りは苦手なのです。私のスタンスは誘いとステイを明確に分けて、ステイの間のラインから伝わる一瞬の違和感みたいなもので合わせに行きます。ですので、波っけが有る時、スラスターの影響が出る場所、ケンカ潮(潮の方向と風の方向が逆の時)、魚が小さな時は本当に苦労する時が多いです。

そしたらこのような時は、私はどうするか??ステイの時間を短くして、水中のラインのたるみを少しでも少なくするようにします。いつも以上に誘いのリズムをキッチリ取ります。

しかし今日は、私の釣りにはなかなかハマってくれませんが、これこそター様釣りのゲーム性の高さ故の面白さですね。潮の具合も少しおかしく、ラインから伝わる感触が重いと言うか・・・・・。フッキングをすると、ラインが「ギュ――」と水を切る感覚が伝わります。こういう時は、時にバラシが多くなる事もあり、掛りも浅い。

釣れるには釣れますが、アタリは一瞬「プンッ」と金属的な当たりが有るのみで、追いが良くありません。すかさず次の誘いを掛けるか、微速巻きを掛けてラインテンションを保ち、相手から掛かるのを待つかの選択で悩みます。周りを見ると、座ってゆっくり釣りをしてる方々もよく釣り上げていますので恐らく置き竿で微速巻きが確実につれるんだろうと・・・試すと・・・

 

即効で、当たります。その上デカイ!!今日イチ確定・・・・何度もキョーレツな引きのあと、ナチュラルリリース(;´・ω・)今日は大きいのはコトゴトクバラシました(;´・ω・)

ポイント移動後の10時頃からは、当たると個体も大きいです。その上、明らかに底付近のアタリが多い。アタリは少ないものの、当たりの質は良いです。追いもまぁまぁ・・・。ここからは、いつもの1.5m刻みの誘いを徹底。その上・・・・

オールケイムラのテンヤのような、夜光塗料ナシの方が良いです。もちろん夜光アリでも当たりますが、追いの良さが断然違います。底の濁りが取れ出したのか?とも思いますが、上層を見てる限り水質はよくなさそうなのに。でも綺麗なぐらいに底で当たります。

結局、本日は25尾のター様に遊んで頂きました。今日もなかなかテクニカルで面白かったです。でも正直、今回も天邪鬼なター様に翻弄されてしました~。本当は日曜に行われる予選会の練習をする予定だったのですが、いつの間にやらテーマを忘れ、いつも通りの普通の釣りを・・・・。8.31うみづり家9長潮(←リンク有り)を見てください。今日は長潮という潮回りに関わらず、随分上の棚で釣れた事になります。潮回りだけを見ると、もっと底付近で釣れても良いのですが結果は全く違います。

コレはある意味、例年通りで季節的な要因や水温の関係で、棚が上ずったと思います。帰ってくるとガイドの汚れやラインの汚れも結構ありました。おそらく、この傾向は11月頭ぐらいまで出ると思います。その間に産卵も終わります。もうしばらくすると、タチウオのお産が行われるので厳しい釣行になるかも知れません。そしてお待ちかねの予選会・・・・。

日曜から私も予選に出場します。勝てるかどうかわかりませんが、精一杯頑張ります。また、その緊張感自体も心地良い楽しみと言えるぐらいの余裕も持てたら・・・と願います。

そうそう、今回少し思う所があり、予選会からタックル変更を加えようと思っています。エイエイオーーー ( ´艸`)

でも、今回も想いました・・・なんでこの釣り・・・こんなに面白いんやろ???ってね!!

 

 

 

山口 武久 投稿者の記事一覧

大阪湾のテンヤタチウオをこよなく愛し、即掛けスタイルを得意とする超マニアックタチウオハンター。大阪湾タチウオKINGバトル2014決勝大会3位入賞、2013年度、2015年度、2017年度、2018年度ファイナリスト。2018タチウオ甲子園(数部門)準優勝

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