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強烈な濁りと速潮との勝負 【大阪湾テンヤタチウオ 第44戦】

最近、テンヤタチウオの釣果があまりに厳しすぎるので、釣りの途中に集中力が落ちてしまい、ブログネタを探す事に本気になってる山口ですw。

本日、2/18(日)タチウオ釣りに行ってきました。本当なら昨日に釣行予定でしたが、天候不順で欠航。すると、ある方からTELが・・・。

船長Mr.X :「明日、欠航なったでしょ?」

 私   :「ハイ、欠航です」

船長Mr.X :「明後日はどうするんですか?」

 私   :「潮も悪いし、家でゆっくりします」

船長Mr.X :「やっぱり日曜は潮が大きいので釣るのは無理ですか?やっぱりボーズなりますか?」

 私    :「んんん?」

その時、私の中で『カチッ』と音を立ててスイッチが入りました((笑))

そして・・・・タチウオ釣りに行く事に・・・・(笑)。

今回は泉南泉佐野漁港のブルーマックスさんへ伺いました。

到着すると、なんと26名もの釣り人が・・・・・ビックリ仰天です。そしてそして・・・ウロウロしてると4代目キングK氏も・・・・ww。皆さん、好きですね~。

出船前から「ボーズになったらどうしよう??」と不安いっぱいですww。常連さんや船長の皆様に色々情報を教えて頂きながら出船です。

今日は私、秘密兵器を持って来ているので大きな気分・・・・。いつ、みんなの前で出そうかと悩むww。正直、釣果そっちのけ。カバンの中をゴソゴソして準備も万端ww。

そして、船は6時30分 洲本沖の水深77mで釣り開始。随分と日の出も早くなったようです。薄明りの中で釣り開始。ベイトの映りも上々です。

まだ薄暗いので水質の確認が出来ずに、最初はベーシックシングルの夜光塗料有りのモデルで探り始める。誘いは、1.5mを三回に分けてのワンピッチジャーク。しかし最近はゆっくりワンピッチでステイも長め。

しかしアタリナシ・・・・・。直ぐに場所移動。

そして今度は水深70m、50m付近を探るっているとロングステイ中に「コツン」と一瞬テンヤを持ち上げる・・・・。しかしフッキングに持ち込めるようなアタリではない。その上、その後の誘いへの追いは全くナシ。

もう一度 棚を取り直すとまたまた同じ棚で「コツン」と・・・・今度はフッキングするも乗らず。周りもフッキングミスを連発の様子。個体が小さいのか??

今日は朝イチの潮が比較的緩いので狙い目。今日は月齢で言う2の潮です。友ヶ島水道の潮流は最速で2ノットも軽く越えていく可能性が高い日なので勝負所を間違えるとアウトです。船長も「朝イチ頑張ってや~」と応援する為に、私の座るトモの席の方に来て下さったので・・・・・(笑)(笑)(笑)

今しかない!!

先日、ダイワさんの極鋭関西の新年会にお邪魔した時に心を奪われ、帰宅して直ぐに購入した逸品を船長に自慢しようかと・・・・ww。

 

 

船長見るなり・・・大爆笑!!(このサングラス、実は前が普通に見えますので釣りもOKです。ただ、少し見にくいですが問題ナシ)

船長「おい、それええやん。今日ボーズだったら船に置いて行ってや~」と超気に入って頂いた様子ww。ひとしきり自慢してから釣りを再開ww。

しかし、潮はドンドン速くなりだしてアタリも皆無に。厳しさがドンドン増してくる。この時点で、船中3尾。

その上、胴の真ん中に座る方が2尾を釣り上げた。拝見すると、長く柔らかい竿で微速巻きの様子。やはり違和感を感じると今日のタチウオ様は餌を話してしまう様子。私に至ってはアタリは朝方に4,5回あったもののバイト時間が凄く短かい。困ったもんです。

そして、前に見える湊丸。今日は知り合いの仕立てと聞いていたのでTEL。どこも厳しい様子です。

誘いの種類も、優しく誘ったり、少しフォールを入れてみたりするも反応ナシ。

釣り開始から3時間以上過ぎて・・・・『ヤバい、ほんまにボーズかも』と、年始のトラウマが蘇る。でも、そんな時こそ、しっかり誘いを掛けてステイもしっかり取る。席はトモ席。潮先はミヨシですが、何より潮が速くオマツリ多発ですが、私は席のおかげでオマツリに泣かされなくて、アタリを取る事に集中できるのでラッキーでした。

そして9時45分 水深67mだったと思います。底から20mぐらいで『ふうう~』とテンヤを持ち上げたので反射的にフッキングする。乗りました。絶対1尾目はバラセないと言い聞かせて慎重に取り込み捕獲成功。

よっしゃーこれでboseは免れました。船長にあの赤の「タチウオマニアサングラス」を置いて帰らなくても良さそうですwww。

しかし、この後アタリは遠のく。お手上げ状態のまま後半戦へ突入。

満ちの潮が緩み始めると今度は二枚潮が・・・。これから春先の季節の変わり目は、二枚潮が顔を出す時期になります。久しぶりの結構な二枚潮に季節の移り変わりを感じながらの釣りですww。でもこの二枚潮と言うのは、潮が変わる合図でも有り、チャンスtimeの到来を告げる合図になる時も多いのです。

今回も正しくその通りでした。

その後、洲本沖の水深50~70m界隈でしたが、底から20m以上の上でアタリが出だす。そして当たりも本日の中では比較的明確な当たり。そして当たれば即フッキンング。

ブルーマックスさんは、流し直しの際などに速掛けの賞品などを戴けたりと至れり尽くせりです。ご馳走様でしたww。サイズも少し良かったです。

先日はラスト流しでバラシ連発・・・・・。今回はそうならないように気を付けながらの釣り。

そして、ラスト流しでも1尾追加・・・・・。

そして、船長から「もう一流しします~」と有難いお言葉。しかし最後の流しはアタリも無く・・・・。

結局 3尾で終了です。

行く前から、釣果が厳しいのは予想済み。でも、行ってしまう釣り人の性。まぁ boseにならなかっただけラッキーです。最近、自分でもテンヤタチウオにこだわり過ぎると思うようになりました。他の釣り物も沢山あるのに・・・、鳴門の鯛も面白いのに・・・。でも仕方ないです、私は器用に色んな事柄をこなすタイプではなく、一極集中型です。行き始めたら、行くところまで行ってやろうと今年は思っています。

そのうちに、タチウオ様も私に電話番号の一つでも教えてくれるでしょう!ww。それが無理ならlineでも良いのですがっww。

 

追伸・・・・、赤のサングラス「タチウオマニア」は船長に相当気に入って頂けたようなので、船に置いて帰りました ww。どうぞ、船長お好きなようにご使用下さいませ (笑)ちなみに私の自宅には、まだストックが有ります(笑)

 

 

山口 武久 投稿者の記事一覧

大阪湾のテンヤタチウオをこよなく愛し、即掛けスタイルを得意とする超マニアックタチウオハンター。大阪湾タチウオKINGバトル2014決勝大会3位入賞、2013年度、2015年度、2017年度、2018年度ファイナリスト。2018タチウオ甲子園(数部門)準優勝

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