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『小さなアタリ』と『追わないアタリ』・・そしてどう『掛ける』か?【大阪湾テンヤタチウオ 第49戦】

最近、定番の当たりです。「当たりは小さく、追わない当たり」です。ここで悩む事は、当たりを出すと言う事を第一に今までの誘いを続行して、追わない当たりの中から偶発的な掛かる当たりを取るか?それとも、当たりは減る事になっても大きな当たりを出す為に誘いを変更するか?と言う選択肢を取るか?

ちなみにこの原因は結局、ター様が小さな為に餌を捕食しきれない事が原因だと思います。そして私は今回、前者の多くのアタリを取るための誘いを徹底。いつも以上にステイは長めです。

そして、8時30分頃だったと思います。水深70m、底から14mぐらいだったと思います。あまりにアタリが薄いので、当たった時は1度目のコンタクトからフッキングに・・・。ステイ中に・・・・一瞬ふぁ〜と仕掛けを落ち上げた。やっとの事でGET。

動画撮影のカメラマンの方にも撮影していただけました。・・・でも動画撮影と言うのを忘れてまして、写真の撮影のように止まってましたwww。後で考えて自分でも笑ってしまいましたよ。

その後も当たるもののフッキングが乗らない。被撮影対象者のきくりん&ミズリンも厳しい様子。時折私もアタリ棚を報告したり誘いのスパンなど…。とりあえずステイは超長めが今日のター様はお好きな様子です。

今日は10時頃から南風が吹く予報でしたので、それまでに何とか・・・と考える。その上、朝方はミヨシが潮先。チャンスtimeにどう頑張るか・・・。でもアタリが本当に遠い。9時30分で4尾ぐらいだったような・・・。

あまりの貧果に手も足も出ず・・・・アレしかない!!と・・・・・

昨年のキングバトルファイナル以降は封印していたアレ!!ww。ついに復活・・・・滝汗。卒業したハズなのに・・・。

バナ電ですwww。船中の動画撮影の成功を祈りましょうwww。その上、今日はサングラスのフレームは黄色のバナナカラー。やはりバナナは私のソウルカラー??ww。

すると・・・なんと・・・・突然のチャンスtime到来!!ww。

底から10~20m付近で魚探は真っ赤です。そして少しキツメの誘いを掛けてステイ。やはり綺麗なスコーンというアタリでは無いですが、小さなアタリは結構出ます。でも、掛からず・・・・(^_^;)。私はココからはジャーク&スローに変更。そして即掛けではなく何度か当たるまで我慢して確実にフッキンング。完全ステイでのフッキングではフッキング率が悪いので、電動微速巻きの3~4を入れながら誘いそしてstop(完全stopではない)。すると電動微速巻きによるラインテンションで、タチウオ様が少しテンヤの針先に引っ掛かる。そしてフッキング。

連打連発入りましたッ。完全に今日イチの時合・・・。ここで稼がなければ・・・・。

まぁ実は分かってましたが・・・潮が落ち着き出し、そして潮変わりを迎えたタイミングでした。

撮影部隊のきくりん&ミズリンも連発の様子。潮は下げ潮に変わり、船中のアチコチでフッキングしていますが、皆さんなかなか掛からず苦労の様子です。私は席も良かったので良い時間にオマツリに泣かされる事もなく、このジャーク&スロー作戦成功です。

少し良いサイズも一尾出て、ホッと一安心。でも餌は無くなる事もなく、一つの餌で3尾ぐらいはいけますww。でもやはりサイズは小型ばかり。

そして時合いは約1時間で終わりを告げる。その後はまた、アタリは小さくなる。そして追いもなく・・・・。朝と同じ状況へ・・・・。

山口 武久 投稿者の記事一覧

大阪湾のテンヤタチウオをこよなく愛し、即掛けスタイルを得意とする超マニアックタチウオハンター。大阪湾タチウオKINGバトル2014決勝大会3位入賞、2013年度、2015年度、2017年度、2018年度ファイナリスト。2018タチウオ甲子園(数部門)準優勝

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