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2日間で群れが変わったのか? 大阪湾タチウオテンヤ 第4戦

最近、友達から遊びの誘いを受けても「海が荒れたら・・」という前提ばかり付けてるうちに、いつの間にか友達からの連絡が来なくなった山口です (;´Д`)

2日前の釣行に続き、本日も行ってきました。潮回り的には良くなってるだけに、期待もデッカイど~。今回は大阪北港ヨットハーバーにある、うみづり家さん(リンク有り)にお世話になりました。

今日は、大きい方の船(ポセイドン)で神戸沖へ・・・・。昨年、こちらの船宿さんで行われた、タチウオキングバトルの予選会で釣速ガールの蒼井さやちゃんに初めてお会いして、クーラーボックスにサインも戴きました。その日以降、私のラッキーアイテムとして釣りのお供のクーラーも今日は持参。これで釣れない訳が有りません (笑)これで釣れなかったら?一体誰のせい??笑笑笑 さぁやちゃん、ゴメンなさい (;´∀`)

6時30分 水深70mの神戸沖で釣り開始!2日前の傾向をデータを見ながら「底から攻める」と決定。

このタチウオ釣りは、本当にデータに忠実と言いますか・・・・。私はタチウオマニア等でデータ等を明かす手前、そんなに記憶力もございませんので、簡単なメモを作成したりします。そのようなデータを帰宅して眺めてると、棚の変動や曖昧な潮具合の記憶と照らし合わせると色んな事が見えてきます。その傾向をもとにして、予想を立て・・・その予想と結果との違いを検証したりと・・・マニアな遊びをしています(笑)昔、ソニーのVAIOのCMで「フィッシングはデータだ」と言ってましたが、激しく同意ですww。ちなみに上の表は2日前の当たり棚のデータです。

ただ、潮時は毎日約50分ずつ後ろにずれていきますので、朝一番はあくまで予想になります。・・・で早速、最初はいつもの1.5mを3回に分けての誘いから。水深67mで2セット目の誘い後のステイで、「トン」と小気味良いアタリ。もう一度、誘いを掛けようとすると・・・既に重みが・・フッキング!!開始5分も掛かってません ( ´艸`)電動リールでMaxの回収!!ファーストフィッシュ賞を狙いますが・・・なんとバラシ・・・(;´・ω・)。一尾目からのバラシは精神衛生上、宜しく有りません (◎_◎;)

気を取り直して、釣りを再開。3分後、底から3mで、またも綺麗な小気味良いアタリ!!即フッキング!!成功です。

余りのアタリの良さに、爆釣を確信。しかし、嘘のようにその後はアタリが有っても追いが弱くなりました。しかし、今回も朝から底付近で当たっているので、今日も底釣りを徹底しようかと・・・。でも、実は私・・・底釣り苦手なんです。でも良い機会なので練習練習。

底で当たるのは当たりますが、やはりシーズン初期の活性の低さは健在ですので、ステイは長く、誘い幅は小さく。2尾目も約20分後、底から7mで。しかし、今日もフッキングのタイミングが難しいです。フッキングミス連発。

また、今日はどうやら当たっている個体が小さいようです。今日は終始、この理由がフッキングを難しくさせました。2日前とは全然サイズが違います。先に結果を書きますが、17尾の釣果でメーター越え0、チビター様ばかりでした。群れが変わったのでしょうか??2日前の一番小さなサイズが、本日の大サイズ。それぐらいの差が有ります。たった2日で激変です。

探見丸に映るベイトの位置を確認しながら、そのベイトの下端をトレースしますが、それよりも今日は底をトレースした方が当たりが多い。横で釣る釣り友のタテポンも「魚が小さい、2日前とは全く違う。でもアタリは多い」と・・・・。小さな個体が多い場合は本当にフックアップしない事が多い。

そんな時の選択肢は①よりナチュラルに微速巻きを多用して、テンションをキツメに保ち、相手のアタリの力を利用して針がかりをター様からしてもらう。②全く逆で、大きく激しく誘い、静と動の差をつけリアクション(反射食い)を誘発して、ドンッと大きく当たってもらいフッキングに持ち込む。私はこの二つがいつもの選択肢なのですが、私はシーズン初期なら間違いなく、まず①を選びます。

で・・・少し誘いに微速巻きを多用してると、来ました。

しかし、完全なパターンを見つけた訳ではなく、たまたまに近いと思います。結局今日は、コレ!!というパターンは終始見つけられず・・。

いつものシマフグ君も登場!!今日のシマフグ君は超デカかったです ( ´艸`)ちなみに私は、ほぼ毎回フグをHITさせます。昔から・・・笑。過去キングバトル決勝に3度出場しましたが、3度ともフグHITさせました。外道賞を作って欲しいと交渉もしましたが、相手にもされませんでした ww。

その後も、アタリは有るものの、とにかく個体が小さい為にフッキングが・・・また掛かりが浅くバラシが・・・・。正直、私の予想とは大きく違いましたが、テクニカルで相当面白い展開で有る事は間違いなし。これこそ、ゲーム性の高いタチウオテンヤの真骨頂かもしれません。

横では、釣友のタテポンが先ほど書いた②のリアクション釣りを展開して、チョコチョコ釣り上げるも・・・・。天邪鬼なツンデレター様の完全攻略とは行かず、逆に我々が翻弄されました~。でも、これだから釣りは面白い!!もっとピカピカ✨に腕を磨かなければ・・・・。

結局 17尾のター様に遊んで頂きまして終了になりました。↑見てください、サイズが揃ってます (笑)小さく揃ってます。でもこれがのいつものサイズなんです(;´・ω・)2日前の私の釣りは普段とは違う、よそ行きの釣りでした (笑) 私は昔から大きなタチウオ様とは縁が遠く、小物専門です(笑)

これは間違いなく誘いの問題で、おそらく私の誘いには好奇心旺盛な小さな個体が掛かってくると思われます。この辺りも今シーズンは、しっかり検証して大人のタチウオ様に遊んで貰えるようになりたい!!と心から思います。

 

山口 武久 投稿者の記事一覧

大阪湾のテンヤタチウオをこよなく愛し、即掛けスタイルを得意とする超マニアックタチウオハンター。大阪湾タチウオKINGバトル2014決勝大会3位入賞、2013年度、2015年度、2017年度、2018年度ファイナリスト。2018タチウオ甲子園(数部門)準優勝

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