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【大阪湾タチウオキングバトル2018ファイナル】6代目タチウオキングが誕生!!

詳しいお話はご本人から近日詳しくお話いただけるでしょうが、吉田氏の今回の決勝でのキモは、何といっても『巻きアワセ』だったというのが本人談でした。

前日のプラでタチウオの掛かりどころが悪くバラシが多かったことを踏まえ、いつも愛用している8:2調子メインロッドを捨て、急遽7:3に変更して挑んだとのこと。それって、物凄い勇気と決意ですよね(汗)凄い。

竿をシャクって合わせるのではなく、あえて軟らかい竿で、巻きで合わせる。これが当日の勝因だったとのことです。このへんの詳しいことは、ご本人のブログに託しましょう。僕自身もここらへん、とても共感できる内容でした。

上位3名のタックルがこちらでした↓

真ん中が吉田氏のタックル。

ロッド:サーベルマスターXチューンテンヤ73M190(シマノ)

リール:フォースマスター400(シマノ)

右上が準優勝の植原氏のタックル。

ロッド:極鋭タチウオテンヤSP197AGS(ダイワ)

リール:シーボーグ200J‐DH(ダイワ)

左下が3位入賞の大西氏のタックル。

ロッド:サーベルマスターXチューンテンヤ73M190(シマノ)

リール:オシア・コンクエストCT200HG(シマノ)

先調子全盛の今の大阪湾テンヤタチウオ業界の中、キング吉田氏と3位の大西氏のロッドが7:3調子の全く同じ物というのが実に興味深いですね。

さて、そんなわけで第6回目の開催となるタチウオキングバトル2018は、今年も熱く、アツく、楽しく賑やかに、今年1年のタチウオマニアたちの締めくくりの儀を終えました。

毎年楽しい仲間が増え、予選期間に入るとなんだか自分自身の活性も上がっていろんなことにやる気が出てくるような、自分にとっては、そんな大会です。

この大会を始めて本当にたくさんの素晴らしい仲間と知り合うことができました。これを始めなければ知り合うことのできなかったであろう、仕事も違えば住んでいる環境も違う人同士が『たかがタチウオ釣り』を通じて熱い気持ちをぶつけ合えることは、人生の宝だといつも感じています。

タチウオキングバトル参加者のみなさん、今年も本当にお疲れさまでした。よいお年を!

可児 宗元 投稿者の記事一覧

フィッシングライター。数年前に大阪湾のテンヤタチウオの魅力にハマり、2013年に大阪湾タチウオKINGバトルを発足。以来テンヤタチウオ関連の執筆、普及に勤しむ。タチウオマニア編集長。『釣場速報』元副編集長。朝日カルチャーセンター非常勤講師。月刊『つり人』、サンケイスポーツなどに執筆中。

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