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冬のテンヤタチウオ【弱々しいアタリ】と【ロングステイ】

しかし、特に洲本沖の130mなどで釣りをする際には、手巻きリールはしんどいんです(;´Д`)

また、テンヤタチウオはタックルに大きな負担が掛かり、その負担は硬調子のロッドなどを使用すると特にアングラーの手や肩にも大きな負担を与える為に、最近は電動リールが主流になっています。

そして私はテンヤタチウオを始めた頃、最初に小型の手動リールを購入したのですが、余りの巻きの重さに、直ぐに中型の手巻きのリールに買い替えた苦い経験もあります。

ですので、今回も大きな期待はせずにあくまで試すというスタンスで行いましたが、こんなに見た目は小型のリールなのに、明らかに数年前の小型の手巻きリールと比べると、馬力の違いは一目瞭然。普通にテンヤタチウオで使えます。

このリールは65mmのロングハンドル(シングル)搭載で思いのほか、パワフルです。メタルフレームの恩恵も大きいと思います。

「これ、普通に使えるやん〜」と上機嫌になり、朝イチから大爆釣!!

今日は洲本沖ではなく、地の島沖でしたので水深も最深部で83mほど。そして潮も素直なのでその辺りの関係もあるかも知れませんが、思いのほか良い感じです。ラインキャパは2号を320m、そして6kgのドラグですのでテンヤタチウオで充分使えると思います。

朝イチは、快適船タチウオテンヤSS 早掛けSPを使用(写真右)を使用して、手巻きのリールで爆釣・・・( ´艸`)

超軽いタックルのおかげで、ビシビシフッキングが決まります。「来シーズンはこのタックルで手巻きで行こうか?」と本気で思えるぐらい快適なのですが、人間の慣れとは怖いものです。

当たって、フッキングも成功した後・・・ジョグパワーレバーを回すのですが・・・・もちろんこのリールには、ジョグは有りません笑笑笑。

キチンと右手で一生懸命にハンドルを回して上げて来ないと・・・・

それも1度のみならず、2度、3度とジョグパワーレバーを探す自分が怖かったです(笑)

今回、手巻きの可能性を再確認しました。でも、さすがに一度楽を覚えてしまった私の体は約3時間後・・・・シーボーグ200Jを欲したのです(笑)

やはり、電動リールは超楽ちんです(笑)(笑)

しかし、今後この手巻きリールについては使用方法を研究し、色々な可能性を探ってみます。

何より手巻きリールはタチウオの引きをダイレクトに感じる事が出来たり、とっさの判断でハンドルを止める事も出来るので、バラシが軽減したりすると思います。今後もしばらく本気で試してみます。

もしかしたら何か新しい発見が出来るかも知れません。

そして、地の島沖のタチウオは今回も絶好調!!アタリは多い!!

でも・・・追いは超悪いです。真冬の特徴のような当たりです。

それも、きっちり止めてロングステイしないとアタリが極端に少なくなります。当たった棚をキッチリ覚えて超ロングステイが激当たりでした(笑)

でも、ロングステイでアタっても、その後の追いは本当に乏しい時間も長く、一発勝負で速掛けで対応すると、結構掛かります。

後半、小針の早掛けSPは使用せず、ノーマルのケイムラ赤金と、マイワシカラーを使用です。正直今回は夜光色の有る無しの差は極端に感じませんでしたが、この時期のセオリーで夜光を控えながらの釣りでした。

山口 武久 投稿者の記事一覧

大阪湾のテンヤタチウオをこよなく愛し、即掛けスタイルを得意とする超マニアックタチウオハンター。大阪湾タチウオKINGバトル2014決勝大会3位入賞、2013年度、2015年度、2017年度、2018年度ファイナリスト。2018タチウオ甲子園(数部門)準優勝