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8代目キングが決定!!大阪湾タチウオキングバトル2020ファイナル(決勝戦)リポート

また、アワセのタイミングは、アタリが来たらすべて掛けにいく即掛けスタイルで、高活性な個体をどんどん積極的に狙ったそう。

前半のタナは「上層の60m台でもアタるものの、小型が多いのか掛かり辛く、75mあたりから誘い始めると効率よくヒットにつながりました」

後半は「ずっと底から5m以内でアタってきました」

テンヤは終始ダイワのタングステンを使用。朝イチはグローを、8時頃以降は「今年の当たりカラー」というイエローゼブラを使用。

エサはサンマオンリー。

サンマの身を、テンヤの大きさに合わせて上の写真のように切り分けたものを用意して、軸の部分は2枚重ねにしてボリュームを出し、全体には針より少しはみ出して後ろのほうがヒラヒラするぐらいの長さ。

「とにかくアグレッシブな攻めのスタイルが功を奏した」という8代目キングでした。

さて、そんなわけで今年もハラハラドキドキの展開となったタチウオキングバトルのファイナル。「これで無事正月が迎えられる…」と、タチウオマニアたちの声が聞こえてきそうです。

参加者の皆様、本当にお疲れ様でした。これからはゆっくり、ドラゴン狙いでもやりますか。

可児 宗元 投稿者の記事一覧

フィッシングライター。数年前に大阪湾のテンヤタチウオの魅力にハマり、2013年に大阪湾タチウオKINGバトルを発足。以来テンヤタチウオ関連の執筆、普及に勤しむ。タチウオマニア編集長。『釣場速報』元副編集長。朝日カルチャーセンター非常勤講師。月刊『つり人』、サンケイスポーツなどに執筆中。

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