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シマノ・サーベルマスターXチューンはどうなのか。

グリップの次に、おっっ!と思ったのが、竿尻の部分。

カーボンモノコックグリップというらしいです。イカメタルのXチューンと同じ感じで、巻き物のない、むき出しな材質。かっこいい。ここはあえて中空構造になっているらしく、叩いてみると、トーン…と響くような感じ。グリップエンドが軽くなるだけでなく、振動を体へ伝えるので、手感度がアップする、という構造なのです。このグリップエンド、好きです。

さて、これらグリップにグリップエンドと…マニアックな部分だけでなく、本体部分もしっかりハイエンドモデルとして改良されてるようです。

穂先部分です。左上がXチューン、右下がノーマル。ガイドの径がかなり小さくなっていますね。このXチューンに採用されているガイドは『Xガイド』と命名されたスペシャルなものらしく、軽量かつ、計算しつくされた傾斜角度と相まって糸絡みしにくく、ラインの放出もスムーズ。

ちょっと写真では伝わり辛いですが、穂先自体、少し細身になっています。穂先部分はノーマルの材質が『タフテック』なのに対し、Xチューンは『タフテック∞(インフィニティ)』。シマノのカーボンソリッドとしては最上級クラスの材質で、強度と感度が最上級とのこと。これも実際に使って早く体感したい部分。

それから、ロッド全体に関して、強度アップも計られています。ここも重要ですね。

左がXチューン、右がノーマル。

見た感じが違います。左のXチューンにはノーマルボディの上にさらに『ハイパワーX』なる強化用カーボンテープが巻き付けられて強化が施されています。

大きな変更点はこういった感じです。ところで、ロッドの調子はどうなのでしょうか。ノーマルモデルは64から91まで5種類のラインナップ

たいして、Xチューンは『73M』と『82MH』の2タイプ。グリップ形状が右利き、左利きで異なるので4タイプ。

乗せタイプと掛けタイプの2種ということのようですが、担当者に聞いたところ、調子としては、『73M+』と『82MH+』のイメージらしく、ノーマルの73M、82MHより各々少し硬めということのようです。

発売は2018年6月の予定だそうで、手に取るのが待ち遠しいですね。

メーカー公式HPはこちらからどうぞ↓

サーベルマスターXチューンテンヤ(シマノ)

サーベルマスターテンヤ(シマノ)

 

 

可児 宗元 投稿者の記事一覧

フィッシングライター。数年前に大阪湾のテンヤタチウオの魅力にハマり、2013年に大阪湾タチウオKINGバトルを発足。以来テンヤタチウオ関連の執筆、普及に勤しむ。タチウオマニア編集長。『釣場速報』元副編集長。朝日カルチャーセンター非常勤講師。月刊『つり人』、サンケイスポーツなどに執筆中。

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