すべての太刀魚ファンに捧ぐタチウオ専門WEBマガジン

  • follow me

東京湾テンヤタチウオと極鋭タチウオテンヤSP EX

当日は朝からいつになく、ぼちぼちな撮れ高を稼ぎました(つまり、釣れたので)。

ひと段落したな、と思った時に眼に飛び込んできたのは…

な、な、な、なぜ、ここに…

極鋭タチウオテンヤSP EX AGS 178

『EX』

それは…あの、極鋭シリーズの中でも、『最高峰』を意味する称号。

この方の仕業です。

ロケ中でしたが、使命感にかられ、気がつけばテンヤにイワシをぐるぐる巻き付け、『EX』を固く握り、舳先へと向かう自分がいました。

念願だった2つのこと。

東京湾でタチウオテンヤをすること

『EX』を使うこと

普段は右巻きなのですが、余っていたリールは左巻き。そんなの関係ない! ここは水深50強だったかな? 50mあたりからぎこちなく、いつもの早巻き開始。

クルクルクル…ピタ…クルクルクル…ピタ

ぎこちない動作を続けていると、40mで止めた瞬間、ふわっ。

え?うそやろ?

ロッドを上げると、どすんっ! いつものやつですよ。一番好きなやつですよ。

しかも、なんか重いぞ。

ふつうにでかい。指5本。

東京湾でテンヤでタチウオを釣る。

EXで釣る。

ここ数日バタバタしてて、全く期待もせずにやってきたのですが、まさかの東京湾1投目で…

神様、ありがとう。お母さん、生んでくれてありがとう。

 

たぶんタチウオマニア読者の方々は、そんなことよりレビューをくれ!とおっしゃるでしょうね。ただ、左巻きだったのと、この1投しかしてないので、詳しいことは、また後日ということになってしまうのですが…(汗)

軽い。それもめちゃくちゃ軽い。

シャクリを入れた時、アワセを入れた時のしなやかさが違う。ジャークを使う方には、非常に使いやすく、テンヤがいい動きをしてそう。

見た目には極鋭197にも似た調子ですが、また違う。

ジャークした時もそうですが、何より掛かってからのしなやかさが、197の弱点を克服している感じ(197は一番の愛竿ですが)。掛かってからの安心感が全く違う。

そんな印象を受けました。

あーーーーやばい。欲しい…

今後ももっと釣るチャンスがあったらレビューしますね〜

※この竿の開発にも携わったGO太クンによる解説はこちら

みなさま、今回もロケ、おつかれさまでした。思わぬ収穫に興奮冷めやらぬ1日でした。

可児 宗元 投稿者の記事一覧

フィッシングライター。数年前に大阪湾のテンヤタチウオの魅力にハマり、2013年に大阪湾タチウオKINGバトルを発足。以来テンヤタチウオ関連の執筆、普及に勤しむ。タチウオマニア編集長。『釣場速報』元副編集長。朝日カルチャーセンター非常勤講師。月刊『つり人』、サンケイスポーツなどに執筆中。

関連する記事