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東京湾テンヤタチウオ入門【タックル/テンヤ編】

テンヤ

テンヤの号数は、一般的には30、40、50号です。各船宿さんで指定があれば、その号数を使ってください。もしなければ、潮の速さを見ながら、糸が立ちオマツリしない号数にするのがよいと思います。

▲ヤマシタ 猛追太刀魚テンヤ  上から30号、40号、50号

太刀魚用のテンヤは、カラー、形状、号数、さまざまなモノが販売されています。

まずカラーについて。自分の経験上、東京湾で現在よくアタるテンヤは、ゼブラカラーや無発光カラーです。

通常濁りが入っているような状況では、よく目立つ夜光カラー、澄潮時はアピールを抑えた無発光カラー(ナチュラルカラー)が使用され、その中間のゼブラカラーはどちらの状況にもある程度反応を得られる万能カラーとされています。

▲(猛追太刀魚テンヤ)カラー別使い分け表
※猛追以外のテンヤでも、カラーについての有効な状況は大きく変わらないと思います

このセオリーを当てはめてみれば、今の東京湾は潮色が一見すると濁っているので、夜光が効きそうなのですが、なぜか釣れるのは、ゼブラや無発光系なのです。

▲8月中頃の猿島周りの潮色

この現象は、表層は濁りが入っているけれど、魚が居る層は水が澄んでいるとすれば説明がつきます。

いずれにしてもアタリカラーは刻一刻と変わるので、夜光・ゼブラ・無発光と3種類は持っていた方が様々な状況に合わせられると思います。

櫻井 亮太 投稿者の記事一覧

YAMASHITA&Maria スタッフ。関西及び関東の船釣り、ショア青物などの釣りに精通。タチウオテンヤの釣りに魅せられ、猛追太刀魚テンヤの開発にも携わる、マルチアングラ―。大阪湾タチウオKINGバトル2016、2017、2019ファイナリスト

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