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東京湾テンヤタチウオ入門【タックル/テンヤ編】

そしてカラーと同様、このテンヤタチウオで重要な要素があります。活性が高い状況では皆等しくアタリが出るこの魚も、一度機嫌を損ねると今まで出ていたアタリが急に出なくなる…。魚探反応もあり、そこに居るはずなのに。

その渋くなった状況で大事なのがシルエットになります。

シルエット、つまりエサを付けたテンヤ全体の形状です。タチウオは基本的に立ち泳ぎや斜め泳ぎとなって水中に居るので、下から上を見上げる形でエサを捕らえています。タチウオが下から見上げた時のテンヤの形状が如何に魚らしさを保っているか、「自然体」がカギになります。

▲水族館での太刀魚の様子。立ち泳ぎ、もしくは斜め上を向いています
※写真はタチウオという魚。(捕食シーン&海遊館インタビュー) より引用

なので、魚の活性によってイワシの頭を少しカットしたり、ショートシャンク(短軸)や小針のテンヤに変えたりしながら、反応を探ることも重要になってきます。

ヤマシタから発売中の猛追太刀魚テンヤは、そのシルエットを極限までイワシそのものに近づけたアイテムです。つまり渋い状況下で、絶大な力を発揮するということ。もちろん東京湾でもその威力は絶大です。

▲横から見ても下から見ても、シルエットはイワシそのまま

興味がある方は、下のリンクから開発の経緯や特徴をご覧ください。

本邦初公開!!! ヤマシタ・猛追太刀魚テンヤ船『鰯タイプ』vol.1 〜居るのに釣れないタチウオを釣るテンヤ!?〜

本邦初公開!!! ヤマシタ・猛追太刀魚テンヤ船『鰯タイプ』vol.2 〜ここが変わった!2018NEWバージョン〜

今回はここまでです! 次回は【エサ/エサ巻き編】です。お楽しみに!

櫻井 亮太 投稿者の記事一覧

YAMASHITA&Maria スタッフ。関西及び関東の船釣り、ショア青物などの釣りに精通。タチウオテンヤの釣りに魅せられ、猛追太刀魚テンヤの開発にも携わる、マルチアングラ―。大阪湾タチウオKINGバトル2016、2017、2019ファイナリスト

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