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狙うは2m級巨大タチウオ!? 夢のメガタチinオキナワ

いざ!メガタチに挑戦

☆船長に聞くメガタチ攻略の実績パターン☆
基本的に大阪湾のテンヤタチウオと同じ狙い方でOKと言ってよさそうなメガタチ。船長いわく「秋の高活性な時は中層で食うことも多く、上へ上へ追ってきますよ。一方、冬場は大型が多いけど活性は低く、上への誘いに反応が悪くて、ベタ底の釣りが主体。冬場の誘いは、電動の微速巻きをしつつ、大きく竿をシャクってからのフォールでアタリが出ることが多いです」とのこと。

さて、日が暮れた18時、いよいよメガタチ実釣!!開始は水深210㍍ライン。最近はベタ底でのアタリが多いとのことで、底から10㍍までを重点的に探る一同。

開始15分。少し遅めのストップ&ゴーで底から5㍍。きくりんのロッドに小さく「トン」。半信半疑に即アワセすると、ドーン!!! 「来たぞぉーーー」

見事抜き上げた1尾目、コレは計測すると…131㌢。船長が駆け寄って確認。「小っさ」(笑)。大阪湾なら立派なドラゴンなのだが…、ここではビミョーなサイズなワケで…

それから30分。年末にココで145㌢を上げ、今回150㌢超えのリアルメガタチの夢を果たしに来た、左舷ヘ先のトモチン、船長の指示通りの誘いで丁寧に、大きく竿をシャクってからの、ごくゆっくりなテンションフォール。

しばし見ていると、ラインがフワッ。えらく大きな…糸フケ!!? 「んん??」。リールを素早く巻く。また大きく糸フケ!? もう一度急いで巻いて竿を大きく上げたその時…

ドッスーーーーーーーーーーーーン!!!

最初の締め込みは強烈だったが、どういうワケか、あまり引かないので、「小さいんかな?」などとと言っていると、水面に上がってきた魚体、「で、で、で、でかい…」。船長が駆け寄り、抜き上げたのは、ひと目で全く違う生物とも言うべきモンスター、メガタチ!!!

 

可児 宗元 投稿者の記事一覧

フィッシングライター。数年前に大阪湾のテンヤタチウオの魅力にハマり、2013年に大阪湾タチウオKINGバトルを発足。以来テンヤタチウオ関連の執筆、普及に勤しむ。タチウオマニア編集長。『釣場速報』元副編集長。朝日カルチャーセンター非常勤講師。月刊『つり人』、サンケイスポーツなどに執筆中。

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