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2018大阪湾テンヤタチウオ「開幕戦」と「第2戦」。【つりそく】取材と【THE FISHING】取材

上丸さんに乗船するのは昨年のキングバトルファイナル前日以来です。そして、エンジンを乗せ換えた上丸さん、神戸沖に向かいますがスピードが超速い。景色の流れが他の船と全然違います(;^ω^)。

ドギーマンビルが朝日に輝いています。月齢は4で中潮。まだまだ潮周りは大きい潮ですが、朝日に爆釣祈願。

神戸沖の南側73m付近で釣り開始。

ロッド:ダイワ 極鋭タチウオテンヤSP EX AGS178
リール:ダイワ シーボーグ200J

今日こそは、タチウオ一尾目を獲ると息込んでますww。まずは一尾目をGETするべく、いつもの1.5m刻みの誘いを開始。やはり潮色を見る限り濁っています。ただ濁りと言ってもそんなにひどくは有りません。期待は十分できます。

テンヤ:ダイワ 船タチウオテンヤSS40号。ケイムラ赤金、ケイムラ白夜光。

今日もサンマとイワシを併用。ですが、結果から言うと釣果の全てがイワシでした。やはりシーズン初期、特に厳しい状況の時はイワシの方がよさそうです。

まだ、私もテンヤタチウオの感覚が戻らないので、底から丁寧に探っていきます。そして一流し目、底から直ぐにアタリのようなものが・・。一瞬テンションが抜けました。でも追って来ず。しかしアタリが有ったので、少し気が楽になりました。

しかしこの後、アタリもなく・・・・。

横瀬、明石大橋の近所、そして・・・仮屋沖と船長も必死のパッチ。私も必死です。いつも以上に丁寧に探りますが、感覚が未だ戻らず、そしてNEW極鋭のクセも未だ分からないので、手探り状態。

そんな中・・・取材組は・・・・。詳しくは番組で・・・・。

私は、アタリもなくダメダメです。

そして、船長は男の決断。「洲本、いくでーーー」と。私も行くなら今だと。昨日の潮時を考える限り後になればなるほど、厳しい時間がやって来るのは間違いなし。時間は9時過ぎ・・・。

そして、洲本の随分外れの浅場に到着!!水深46mだったか・・・・。浅ッと思っていると第一投目・・・、ゆっくりステイ長めのいつもの1.5m刻み。底から10m程誘ったその時・・・・、絶妙な穂持ちを保った極鋭の穂先が「ふぁぁぁぁ~」とラインテンションが消える・・・・。

まつったか??と横の西野さんのラインの向きを確認。そしてハンドルを巻き、テンションが掛った所でストップ、するとまた「ふぁ〜」とノーテンション。。。。。間違いなくアタリです Σ(・□・;)迷わずフッキング。

「ドスーン」とロッドに反動が・・・・・。そしてシーボーグのジョグをON。時折物凄い引きでグイグイ持っていかれる。でも、極鋭EXのバットパワーは凄くてラインが負けてしまいそうだったので、ドラグの調整を・・・。「あかーーん、タチウオ違う。サゴシやーーー」と思いながら、昨日の事も有るしフグか?とも思うが、ドラグが出るような勢いで引っ張る。結局ドラグのお世話にはなりませんでしたが・・。

中乗りのかよちゃんも来てくださいり、タモ準備。サゴシの準備です。

しかし・・・あと5mの所で・・何やら長い魚体、弧を描いて上がって来る。おいおい、タチウオやーーーーと大騒ぎ。それもデカイ。急に船上大慌て!!私もビックリ。そしてラインを手で持ち抜きあげると・・・・

マジですか???このサイズ

釣った自分が一番びっくりです。

なんと125センチ有りました。私、昨シーズンは711尾のター様を釣り上げましたが、120センチ以上のター様は1尾のみ。なのに今シーズンはいきなり一尾目が125センチのドラゴン。もうこれで今シーズンはドラゴンさんとはお会いできないような気がしますww。

それも、極鋭タチウオテンヤSP EX AGS178での一尾目のタチウオ様が125センチとは出来過ぎです。どうやら最高の相棒になりそうです。

でも・・・・これ・・・・本当に嬉しいのですが・・出来れば・・・取材のあのお二人の方に行っていただいた方が・・・滝汗。KY丸出しですww。でも、申し訳ありませんが嬉しさが勝ってしまい少しハシャぎました。すみません、ドラゴンとの縁がない私なので、ご容赦くださいませ。

山口 武久 投稿者の記事一覧

大阪湾のテンヤタチウオをこよなく愛し、即掛けスタイルを得意とする超マニアックタチウオハンター。大阪湾タチウオKINGバトル2014決勝大会3位入賞、2013年度、2015年度、2017年度、2018年度ファイナリスト。2018タチウオ甲子園(数部門)準優勝

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