【6代目タチウオキング吉田昇平が語る】大阪湾タチウオキングバトル2018ファイナルを制したワザとは!?
一見地味に見える動画ですが、実はこの動画、そこそこ深いものになっております(笑)
ロッドの動きだけ見ればジャークを多用し、かなりのテンポで上へ上へと誘い上げてるように思えるかもしれません。
流行りの電動微速巻きを普段から入れられてる方なら尚更速いテンポで巻き上げてるように思えるかもですが、実は誘い始めから初期アタリが出るまであれだけの誘いを入れてても、全部で6.5m程しか上がっていません。
3回1セットのジャークに関しては、1発目はハンドルを巻かずロッドのみ、2発目、3発目はハンドル半回転のハーフピッチですので、3回ジャークを入れてるのにも関わらず、50㎝しか棚は上がってない事になります。
一番アタリの多い棚に近づいた時に長めのステイやテンションフォールを組み合わせて、最初のアタリを出してます。
今までならこの初アタリで掛けに行きましたが、この日は1度目のアタリと2度目の止めた時に出るアタリのタイミングを覚えておき、3度目に止めた時にココでアタッて来る!と予測されるタイミングで巻き掛けという手法をとっております。
この巻き掛けという釣法ですが、万が一掛からなくても追いはそのまま続くので、リスクも少なく、効率も良く、かつ即掛けよりも確実に掛かるので、軟らかめのロッドを使用し、掛かりが浅くてもバラシを軽減させて取り込む事が出来れば、誰よりもミスが少ない釣りを展開出来るのでは、と考えた訳です。
しかしながら、流石はファイナリストの方々です。私のハイテンポな誘いには惑わされる事なく、両隣でもボコボコに釣られておりましたが(笑)
今回の巻き掛け釣法で、ミスも少なく安定して釣果を上げられたのは紛れも無い事実でしたので、もしかしたら今後のテンヤタチウオの常識が大きく変わって行くかもしれませんね。
最後に!
決して宣伝ではございませんが(笑)シマノタックル最高でございました。