極鋭と私。極鋭タチウオテンヤSP EX AGS 178 〜思い入れ強すぎレビューです(笑)〜
上から、極鋭タチウオテンヤSP EX 178、リーディング82H-185MT、極鋭タチウオテンヤSP 197 AGSです。
極鋭EXのリールシートはリーディングと同じく、エアセンサースリムトリガーに変更されています。もちろんリールを装着するネジはロングフォアナットに変更です。
そして実際装着すると、極鋭197AGSの時に少しリールシートとリールのフットとの隙間にガタつきが有ったのですが、それも綺麗に解消されています。ガッチリとリールがホールドされます。
そして竿尻のEVAは極鋭タチウオテンヤSP197よりも一回り小さくなっており良い感じです。実は私、極鋭を使っていてこの竿尻の大きさが気になって、小さくしたくて、竿尻を切って小さくした経験が有るのですが、重量バランスが狂ってしまい、前バランスになりすぎてお蔵入りになった事があります。が、今回のこの竿尻は非常かに良さげです。
そしてガイドは、もちろんAGS。何といってもこのガイドは見た目がシブ過ぎる・・・。見ているとウットリします。
長さは、極鋭EX178<リーディング185<極鋭197AGS
EXは最近流行のショートロッド系です。一日誘い続けても疲れ知らずだろうと思います。
そして極鋭シリーズにおいてはSMTの存在なくして語れません。SMTとはスーパーメタルトップ。いわゆるチタン合金とカーボンを融合させた穂先です。メタルトップの上にカーボンクロスを更に巻き、削り込んで出来た、強靭かつしなやかな穂先です。手感度、目感度の共に最高感度。タチウオ様に違和感なく食い込ませるような柔らかさ、そしてその振動はブランクを通して手元に伝わります。俗に言うモタレのアタリも一目瞭然です。
そして、何よりダイワの竿は見た目がカッコイイ!!本当にスタイリッシュです。ある意味、魚より人間が釣れるロッドに仕上がっていますww。メタルトップの塗りのカラーパターンも変更されているようです。
そうそう忘れていました、大切な変更点を。
極鋭197AGSのリールシートのグリップのトリガーが少し後ろにあり、パーミングが少ししんどかったのですが、今回の極鋭はトリガーの位置が少し手前に変更されており、パーミングが随分楽になっています。
ココ、私的には凄く重要なポイントなのです。
サンマの餌を触って旧極鋭のリールシートを触ると指が届かなくて、ちょっとした拍子に落としそうになったことが何度も有りますがら・・・。その上、フッキング時の力もタチウオ様に掛かると思います。
全てのテンヤタチウオをする方に適合する竿だとは決して思いません。この竿に変えたからと言って、今迄10尾釣れていたのが、急に20尾になったりもしないでしょう!
しかし、20尾を釣るきっかけのアタリを発見させてくれる可能性は十分あります。また、一尾でも多く釣りたい!そして一度でも当りを多く出したい!と願う方に取っては一度は使ってみる価値は過分にある竿だと思います。
そして私は「この竿でしか獲れない魚が存在する」と確信しています。極鋭197AGSは私にとっては、そのような竿でした。そしてその上位機種なわけですから・・・。
私の予想は、キツメのテンションを掛けつつのstop&GOの時などに一番向いているロッドではないかと思います。また実釣後にレビューもさせて頂きますーーー。